龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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中国人民大学マンスリーレポート

中国人民大学

2014年1月号 国際文化学部 R.M

レポート作成director

・この1年を振り返って

“三人行,必有我师焉”という言葉があります。これは孔子の有名な教訓の中の1つで、「誰かと一緒に歩んでいるとき、その中には必ず自分の見習うべき人がいる」という意味です。その先生となる人は、必ずしもいい手本であるとは限りません。いいことであれば吸収し、悪いことであればそれをみて自分を改める、このような意味も含まれています。この言葉を授業で習ったとき、自分の中で非常に納得でき、その時から頻繁にこの言葉が頭の中で反復されるようになりました。思い返せばこの1年間、私は周りの友達、先生、先輩方、もしくは道行く人々から多くのことを学びました。日本にいた以前の自分と比べて、確実に知識は増えましたし、視野も大きく広がりました。多国籍なクラスということもあり、いろんな国の考え方を勉強し、それまでの自分の概念を覆されることが度々ありました。例えば、ある国は一夫多妻制が当たり前で5人の彼女がいると平気で言っている人もいれば、ある国の人は母国の教育制度に納得していないため、自分の子供は学校に通わせず自らが勉強を教えるつもりだと言います。あと待ち合わせ時間の1時間後に何の詫びる気持ちもなくやってくる人もいます。国が違えば考え方が全く違いますし、ときには理解に苦しみイラッとするときもありますが、毎日が新鮮でとてもおもしろかったです。普段日本で暮らしていると気づかない、日本の素晴らしさも実感できました。空気が澄んでいることがこんなに嬉しいことだなんて、水道の水が飲めるなんて、財布を落としても戻ってくるなんて・・・。日本の生活がどれだけ恵まれているのか中国へ行って初めてわかりました。また逆に、私たち日本人が中国を見習わなければいけない部分もいくつかみられました。例えば中国人の勉強に取り組むときの真剣さ、親切心と親しみやすさ、どんな場所でも自分の意見がはっきり言える環境など、私は中国人から吸収したことは非常に多かったです。日本に帰国して2週間ですが、これからも中国にいって培った今の気持ちを維持し続けたいです。

 

これから留学の経験を活かす

私がこの留学の経験を通じて何ができるのか考えました。そしてこれからは「伝える」努力をしたいです。中国という国はどんなところなのか、自分の留学での体験談を日本人に広く伝えることが大切だと思います。日本人のもつ中国人に対する行き過ぎた疑念、これを少しでも取り除くことができるのは、実際中国にいき真実を見てきた私たちです。みなさんは中国に対してどのようなイメージを持っていますか?日本人のほとんどが中国に対していいイメージを持っていないと思います。中国とは空気汚染が深刻で、反日感情が高まっており、商品や食品が信用できない・・・。など、私も実際留学に行く前はそのようにしかとらえることができませんでした。ですが1年間向こうに住んで、中国を知った今、私はどうしても中国を嫌うことができません。今まで見てきた人たちは中国人独特のくせはあるけれども、明るくて親切です、日本語を学ぶ学生は徐々に増えてきていますし、日本の漫画やドラマが大好きだという人は本当に多かったです。日本は素晴らしい国だと言ってくれる人たちばかりです。さてそんな中国人に対して、一方の日本人は中国に対する態度が冷たく、メディアの情報をうのみにし、さらには私が出会ったような多数派の中国人の存在を無視しています。年々中国に行く留学生の人数は減り、中国のことを知る人の数が減っていることは残念でなりません。中国は歴史、民族、文化など、魅力的なところは溢れています。私は日本人と中国人は仲良くなれるはずだと信じています。

最後にこの貴重な経験をさせてくださった龍谷大学の教務課、国際センターのみなさん、私を送り出し、いつも心配してくれた家族、出会った同学や老师、すべてのみなさんにこの場をかりて感謝申し上げます。本当にありがとうございました。

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