龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

  • 龍谷大学グローバル教育推進センター

過去のレポートはこちら!

中国人民大学マンスリーレポート

中国人民大学

2014年1月号 国際文化学部 S.H

レポート作成国際文化学部 S.H

・この1年を振り返って

今後、決して忘れることはないでしょう。

とても充実したこの一年間の留学を。

北京に来て間もない頃、中国語の勉強を始めて間もなかった私は授業についていくのがやっとでした。そんな私が、いつの間にか周りの中国人や留学生の友達と中国語で楽しく会話ができるようになっていました。中国語(標準語)を話せるようになれたことが、一番の目標の達成です。

また、この一年間で、数えきれないほどの人に出会いました。中国人の友達ができたのはもちろん、世界中に友達ができました。日本、韓国、モンゴル、ロシア、カザフスタン、タイ、ベトナム、インドネシア、マレーシア、アメリカ、カナダ、ペルー、イギリス、フランス、ドイツ、フィンランド、南アフリカ共和国、エジプト、ジンバブエ、チャド、オーストラリア、ニュージーランド、その他の国も多数。数えきれませんね…。

中国を学びに、世界中から多くの学生が中国人民大学に留学に来ています。彼らと出会い、人民大学にいながら世界の文化を肌で感じ、交流を深めることができたことも私にとって大きな財産です。

留学中、私が一つ気になったのは、長期休みに一時帰国する友達が多かったことですが、これはちょっともったいないなと思います。一時帰国して特別に何かやりたいことがある場合は別ですが、せっかくの留学だから基本的にずっと現地で生活するほうがいいと思います。長期休みの間は、校舎の雰囲気は少し寂しいですが、大学の外に行って何かやってみたいことを始めてみるのもいいと思います。

最後に、この留学で得たことを大きくまとめてみました。

・中国語(標準語)が話せるようになったこと。

・世界中の人と出会い、生活を共にすることで彼らへの理解が深まったこと。

・日本や中国の良さ、日本の誇りを強く感じることができたこと。

・日本から留学に来ていた色んな大学の友達と出会い、日本各地にもコミュニティが広がったこと。

・そして何より、一年という短期間ながら、今まで理解しようともしていなかった中国への理解が深まったこと。

 

・帰国後どう留学経験を生かす予定なのか

「国と人は違う」

これは、この一年間で一番感じてきたことです。

何が言いたいかと言うと、国は国、人は人であり、互いに問題を抱えた国どうしであっても、民間交流の場では摩擦はほとんど感じられないというのがこの私の留学で思ったことです。日々のニュースの中で、国と国の間で何か揉め事があると、相手の国の人間が皆そうであるかのようにちょっとだけ思ってしまう。警戒してしまう。しかし、そうではない。日々のニュースの中で、国の代表者たちを見て、その国のイメージが勝手にできてしまうのは本当に残念なことですし、一年前の僕がそうでした。最近は、尖閣諸島の問題や、韓国との竹島問題、慰安婦制度、靖国神社参拝、PM2.5問題、等、暗いニュースが色々と目立ちますが、それは当然です。メディアが、どうすれば私たちが関心を抱くかを考え、ニュースを作っているからです。日中の日々のニュースの中で、「あれ、何かおかしいんじゃないか」ということは結構あります。例えば、北京の空気はいつも汚く、歩行者全員がマスクしている光景がニュースで報道されたりします。実際は、空気のきれいな天気の良い日が続くこともありますし、現地でマスクしている人はあまり見かけません。それに、PM2.5の身体的影響はかなり長期的なものなので、一年間の留学でそれほど心配するようなことでもないでしょう。と思いますが…

 

留学前、私は中国に対して「何か不気味で恐い」というイメージがありました。

それはなぜか。

私は「無知」だったからです。

中国に対して無知であったから、「理解できない」「恐い」という感情があったのです。

今では、中国の事を少なからず考え、少しは理解できたかなという想いで嬉しく思ったりしますが。

国際文化学部の人間として、異文化理解の楽しい所は、「好きになれるかどうかは別として、心を開いて、せめて理解はできるように頑張ろうよ。そうすることで視野が広がり、新しい発見がある」。ことだと思います。

まず知ること。それを理解につなげ、最終的にその国を好きになれるならばそれは素晴らしいことだと思います。

と、ここまで書いてきましたが、こうして見るとほとんど余談ですね…ごめんなさい。

こんなことを考えながら、私は、この留学経験を生かして、語学の面ではHSK6級と中国語検定1級を取ります。また、今後も変わらず中国の友達やその他の外国の友達と交流をもっと深めていきたいと思っているのももちろんです。だから、龍谷大学に中国人留学生と龍谷の学生が交流を深められるような場が作れたらなあなんて考えたりもしています。また、今年からゼミが始まります。テーマは、メディアリテラシーについて考えるものです。この経験を生かして、国と人をつなげるメディアの役割について知り、理解を深めていきたいと思っています。

エントリー一覧

このページのトップへ戻る

本レポートに掲載された内容は、あくまでも個人の感想であり、本学として掲載内容の正しさを保証するものではありません。
出願前には、各大学のウェブサイトおよび本学の募集要項についても、併せて確認するようにしてください。

龍谷大学グローバル教育推進センター
TEL / 075-645-7898 FAX / 075-645-2020
E-mail / r-globe@ad.ryukoku.ac.jp

copyright © Ryukoku University All Right Reserved.