Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2013年6月号 国際文化学部 S.H

・日本から持ってきてよかったもの

日本の写真は持ってきて良かったと思います。以前、大学の日本語学科の学生の皆さんと交流会がありましたが、その時に京都の写真を見せました。京都を知っている学生はたくさん居ましたし、知らない学生には京都の魅力を語ったり、とても話が弾んで盛り上がりました。話のネタになること間違いないのでぜひ日本で撮った写真は持っていくべきです。また、日本のアニメのキャラクターが描かれた日本限定のクリアファイルも持ってきて、漫画アニメが大好きな仲のいい友達にプレゼントしたときは本当に喜んでくれてとても嬉しかった事もありました。

日本を初めて出て気づいたことは、実際に外国人学生がいかに日本の漫画やアニメが大好きか、ということです。私の中国人の友達で漫画アニメが好きな人は何人もいます。ほとんど詳しくない私は、日本の漫画アニメ文化は今や世界に誇るべき立派なサブカルチャーの一つだということに改めて強く気づかされました。日本の漫画アニメを見て日本語が好きになり、日本語を学び、それを通して日本を好きになったという友達が大勢います。日本人として、今、流行っている漫画アニメぐらいは少しでもいいので知っておくべきだと思います。ちなみに、日本で流行っているものは、ほとんど中国でも流行っています。外国の学生には「日本人なら必ず漫画やアニメに詳しいはず。」と思っている人が多いです。アニメの話題になったとき、「私、アニメとか詳しくないんだよね。」と言うと、とてもがっかりされることもあります。だから、漫画やアニメのグッズとそれらに関するある程度の知識も持っていけばより喜ばれることと思います。また、その他に持ってきて良かったものは中国ガイドブックです。反対に持ってこなくてもよかったものは、延長コードやハンガーです。これらは、来たばかりのときに日本人在校生から頂くことができるので持ってくる必要はほとんどないと思います。

 

 

・今学期を終えて

今年の2月に北京に来てからもう4か月が過ぎ、夏休みに入りました。来たばかりの頃、全然中国語を話せずどうしようもなかった私ですが、今では当たり前のように一人でタクシーにも乗りますし、中国人の友人もできました。もちろん、他の様々な国からも留学生が来ているので、中国に居ながらにして世界中に友人ができます。今学期、授業が始まって最初の頃は授業についていくのが必死でしたが、以外にもすぐ慣れて、中国語に対する抵抗感もなくなっていきました。いいクラスメイトと出会い、担当の先生方の熱心な授業に助けられ、私は恵まれています。このような貴重な留学生活を提供させていただいていることに、心から感謝しています。時間が経つのは本当に早いと感じますが、充実した中身の濃い4か月でした。北京に来てからたくさんの人と出会いました。外国人の学生だけでなく、北京で働く社会人の方々とお会いする機会が今まで何度もありました。将来、中国で働くことも視野に入れておきたいので、北京で働く方たちの講演会にも積極的に参加しました。今の中国・北京に関する生の声を聞くのにいい機会です。

夏休みは北京語言大学の友人と、「北京トコトコ編集部」の皆さんと協力して一冊の雑誌を作ろうと計画しています。北京で留学生活をスタートさせる新留学生のサポートのために、中国での生活方法や北京の各大学の紹介、お店の紹介などを載せる予定です。夏休みも、そしてこれからも、自分のやりたいことにチャレンジしていきたいと思います。

 

 

~日中交流会~