Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2013年2月号 国際文化学部 S.H

・オリエンテーションについて

新入生に向けての大学に関する説明会がありました。すべて英語による説明で、英語が苦手な私には説明の内容がほとんど分かりませんでした。周りにいた日本人以外の留学生の多くがその内容を理解していたようで、少し悔しい思いをしました。こちらに来て一週間ほど経ちましたが、中国語はもちろん英語を使ってコミュニケーションをとることも少なくなく、国際的言語としての地位を今まで以上に感じました。説明会の後、大学の図書館へ移動し図書館利用に関する説明を聞きました。そこでは、中国語と英語両方による説明でした。中国語も英語もまだまだ未熟な私にとって過酷な一日でしたが、中国語のみならず英語の重要性も認識できた一日でした。

また、入学手続きの際に配られた今後の予定を記載した紙の内容に誤りがあったり、大学の職員の方でも人によって言っていることが違うなど、何を信じて行動すればいいのか分からないときも度々あります。そんな時は日本人留学生をサポートするレンゲ会(日本人会)の学生のみなさんに頼るなど、とにかく一人で悩まないようにしています。

 

 

・交換留学生として

北京市に来てから毎日、目新しいものばかりでとても新鮮な気分を味わっています。私にとってこの留学は一つの大きな目標でした。交換留学内定を頂いたとき。初めてパスポートを発行したとき。ビザを申請しに行ったとき、など留学準備の段階から自分の目標に着実に近づいていることを実感し、ちょっとした感動の連続でした。そして実際に北京の地に立ったあの瞬間の感動は決して忘れることはありません。そしてまだ留学先に来たばかりで、期待と不安で胸がいっぱいです。自分にとってこの交換留学という絶好の機会を与えられたからには、また新たな目標を立てて突き進むしか道はありません。毎日、少しでも中国語や英語に触れ、この留学期間内でHSK5級取得と少なくとも日常会話レベルの英語力を身につけることを今の目標に定めました。そのために、常に「自分から」という意識を持って積極的にアクションを起こさなければなりません。また、家族、親戚、大学の方々のおかげで私はこうして留学生活を送ることができます。自分の置かれている環境に感謝し、初心を噛み締めながらこれからも色々なことにチャレンジしていきたいと思います。