Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

中国人民大学
2013年12月号 国際文化学部 K.Y

・試験について

期末試験は、今期は1月6日から10日までです。1日1教科ずつ行います。科目は中間試験と同じ精读、口语、阅读、听力、写作の5教科です。内容は中間試験とほぼ同じです。しかし、中間試験で行われなかった写作の試験が加わり、中間試験では口試だけだった口语の試験が口試と筆記試験になりました。ちなみに試験の内容はたいてい先生が試験前に教えてくれます。(と思います。先生によって方針は違うので…)辞書持ち込み可の試験や教科書持ち込み可の試験もあったりと形態は様々です。今回の写作では生徒と先生で辞書を持ち込み可にするか不可にするか討論が行われました。結果は私達生徒の勝利に終わり、辞書持ち込み可となりました。(この後問題の項目数を何項目にするかで再び討論を行いましたが…)教科によっては試験前になると総復習を行うものもあります。この時先生が重点を置いて解説している部分を中心に復習すると試験勉強しやすく、かつ高得点を狙うことができます。

 

・クリスマスと元旦

中国のクリスマスと元旦はあっけなく過ぎていきます。クリスマス日本ほど盛り上がりません。ショッピングモールなどでセールが行われるぐらいでしょうか。クリスマスツリーなどは飾ってあるのですが、なんだか生気のないクリスマスツリーが多いです。無理矢理飾られている感がたっぷりです。

元旦も同様に日本ほど盛り上がりません。日本の場合は、カウントダウンをしたり、年越し蕎麦を食べたり、初詣に行ったりと私たち日本人にとっては一大イベントの一つですが、中国人にとってはそうでもないようです。元旦はただの日です。カウントダウンなどのイベントも無いですし、みんな日をまたぐのを待たずにいつも通り寝ます。31日もいつも通り授業があります。1月1日は休みですが、1月2日からはまたいつも通りの授業です。日本の三が日なんて存在しません。そのためかどうかは分かりませんが、全く年が明けた感じがしません。中国人にとって大切なのは1月1日ではなく、春節です。知っている方も多いと思いますがこの時期になると中国人大移動が始まります。この時は外に出ないのが無難です。あと、外に行ってもどの店も開いていないので注意が必要です。