龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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中国人民大学マンスリーレポート

中国人民大学

2011年9月号 経済学部 S.E

レポート作成経済学部 S.E

授業について

人民大学では、語言生は学期が変わるごとに新しいクラスに配属されます。私は高級クラスに配属され、新しい内容を勉強しています。前回に引き続き、以下科目ごとに説明します。

・聴力

基本的には前学期と同様に、先に新出単語について簡単に解説がなされたのち、音声を聞いてその内容を確認するという作業です。ただ今学期の先生は、授業前に自分で用意したニュース映像を流して、クラスの生徒に要約をさせたり、あるいはそれについて簡単な討論を促したりと、より実用的な授業を心がけているようです。また音声の聞き取りも合計2回までという制限を設けているので、リスニングへの慣れというよりも、HSKなどの検定対策を意識しているものと思われます。

・口語

前学期とは違い、口語専用の教科書は使わず、『論語』のテキストから、各自気に入った部分について発表を行い、みんなでそれについて討論をします。孔子の思想について学べると同時に、そこから派生した中国文化にも理解を深めることができます。また『論語』自体が古代に書かれたものであるため、現代中国語とは語法などが大きく異なり、どちらかというと日本でいうところの「漢文」に近いので、中国古文の勉強にもなり非常に楽しいです。

・写作

毎回授業開始前に先生が自分のお気に入りの一文を紹介し、3~40分間の独演会がおこなわれます。彼女自身が台湾の方なので、今となっては懐かしい繁体字をときどき書いてくれたり、あるいは外部から見た中国について教えてくれたりと、何かと親近感のもてる先生です。授業ではテキストをほとんど使いません。学生が各自持っている文法上の知識などを集めて討論をし、そこでの感想や自分の意見などを次週までの作文の課題とします。

・精読

単語を音読し、解説がなされた後、本文を読んで内容の理解に移ります。先生が筋金入りの北京人で、かつそこそこお年を召した方なので、方言が多く、多少戸惑うことはありますが、逆に中国語理解という点ではとても参考になります。それから各単元を終えるごとに単語の聞き取りテストが行われ、ここではかなりの緊張を強いられます。

・閲読

前学期と同じ先生に教えていただいているので、内容はほぼ変わりません。しいて違いを挙げるならば教科書で使われる単語が、中級のものよりも更に文語(書き言葉)調になっているというところでしょうか。日本語と共通する熟語なども多く、毎回日本人でよかったと思わされます。

 

治安・危険を感じたこと・トラブルについて

大都会・北京だけあって、いろいろな危ないことが潜んでいるとは思いますが、幸運にも今までに日本に帰りたくなるような目にあったことは一度もありません。今回の留学期間中に目立った反日行動は見られず、「日本人だから」という理由で不当な扱いを受けることもありません。

治安に関して言えば、警察官・その他セキュリティーが非常に多いにも関わらず、不法に出店している屋台や、身分証明偽造屋さん(偽のIDを作ってくれるおばさんたち)がたくさんあります。ですから、行政の力が行き届いてないような感じは、確かにところどころに見受けられますが、普通に過ごしていて遭遇する犯罪があるとすればせいぜいスリくらいと、平和なものです。

ただ、交通のマナーというか、モラルは日本に比べると著しく低いので、よくヒヤっとさせられます。たとえばこの前も交差点付近を自転車で走っていた時に、側道から減速もせずに進入してきた車に当て逃げされました。2kmほど追いかけましたがやはりエンジンの馬力には敵わず、泣き寝入りを強いられました。(転倒していないので怪我はありませんが、自転車が軽微なダメージ)「ヒヤッと」というよりは「イラっと」のほうが適切かもしれません。

こちらに来て間もないころは金銭感覚がついてこないために、観光地などに一人で行くと、つまらないお土産を法外な値段で売りつけられることもしばしばです。これも一つの経験と言ってしまえばそれまでですが、後になって冷静に考えると精神的に来るものがあります。中国の物価になじまないうち、あるいは満足に交渉をする自信がない間は、こちらでの生活が長い人に付き添ってもらうほうが安心できるかもしれません。

”男女関係のトラブル”というと、不適切な印象を与えてしまうかもわかりませんが、一方的な誤解からあらぬ疑いをかけられ、気まずい状況に陥ることが思いのほか多いのは事実です。どういうことかというと、我々は中国語を学びに来ているので、教室の外でも中国人の話し相手を見つけて仲良くなることがあるのですが、相手が異性だった場合、結構な高確率でその恋人からヤキモチを妬かれてしまいます。私自身何度もそういう目に遭い、泣く泣く別の友人を探すことになるのですが、この辺りはある種の国民性の違いからくるものなのかと考えています。

故宮ふたたび

 

来月には国際文化祭があります。

次回のレポートで良い報告ができることを期待しています。

 

 

 

 


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