Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

京畿大学校
2018年11月号 国際学部 H.S

*カルチャーショックについて

韓国と日本は比較的文化も似ている点が多いので、大きなカルチャーショックをうけたことはありません。またカルチャーショックを感じる場面があっても、理解できないほどではありません。その中で私の性格と1番合わないと感じたのが、韓国の文化でもある国民の性格がせっかちな所です。道路では頻繁にクラクションの音が聞こえてくるし、車と車の車間距離が近すぎるし、バスでもあおり運転がすごいです。さらに夜中にタクシーに乗ると信じられないくらいスピードが速いです。私が一度タクシーに乗っていて細道にタクシーが進んだのですが、その道の向こうからも車が進んできていて運転手同士が口げんかに発展したことがありました。早く着くのは良いことではありますが、自分がゆっくりな性格のため困惑しました。

あと友達と喋っていて知ったのですが、韓国人はあまり時間を守らないような気がします。時間を守らない部分だけを聞くと悪い意味でしかないですが、両方とも時間を守らないので特にけんかにはならないそうです。例えば家出る時間に起きたり、わたしが1番驚いたのは時間になっても友達が来ないから連絡をすると、今日は行かないよと返事が来たという話です。日本では時間にルーズだと良い印象ではないですが、韓国では不思議じゃないと思うと、いろんな文化があるのだなと思いました。

 

*韓国の冬と語学堂

韓国の冬は大阪に比べると寒いし寒くなるのも早いです。特に私が通っている京畿大学は山の中にあるので、雪がたくさん降ります。11月24日に初雪が降りました。あと坂道が多く雪が溶けると滑ってしまうので、ロープが設置されると友達が教えてくれました。経験することは今後もなさそうなので、とても不思議に感じました。寒くなってきましたが、韓国では暖房がかなり強いので室内だと暑く感じます。あとオンドルという床暖設備がすごく整っているので素敵だなと思いました。

11月に語学堂が無事終了したのですが、終わる前にクラス別でダンスをしたり、歌を歌ったり、劇をしたりなど発表会がありました。私たちのクラスは韓国のコメディー番組のパロディーをすることになりました。私は脇役だったのもあるかもしれませんが、緊張もなくとても楽しかったです。劇とか発表会は絶対出たくないタイプだったんですけど、ちょっと変わったのかなと思いました。この発表会はただ披露するだけではなく、一位になると賞金がもらえます。そのために一生懸命練習してましたが、無事一位になることができて嬉しかったです。一位の賞金が4万円で二位が3万円、3位が2万円で、他のクラスは参加賞で1万円でした。思ったよりも豪華でどこにお金を使っているんだろうと疑問に思いましたが、最後に思い出ができました。劇をロシア人、モンゴル人、ベトナム人、日本人でやったのですが、もうこんな機会はないし良い経験ができて良かったです。

 

初雪                    1位になった時の