Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ホーチミン市外国語情報技術大学
2018年10月号 国際学部 C.M

 

大学前の道路。サークルKなどが並んでいます

① 大学の環境について

HUFLITのキャンパスは、龍谷大学の様に敷地内にいくつも建物があるのではなく4階建の建物一つだけの小さなキャンパスです。A棟とB棟の二つの棟に分かれていますが、渡り廊下で繋がっています。私が専攻している観光学の授業のほとんどは、メインキャンパスからバイクで10分のところにあるC棟のキャンパスで開講されています(バイクについてはまた次回書かせていただきます!)。校内には階段とエレベーターがありますが、ほとんどの生徒がエレベーターを好むので、授業が始まる時間になると一階のエレベーターの前には長蛇の列ができます。大学構内に入っても冷房はなく、一応吹き抜けになっていますが教室に入るまでとても暑いです。日本の大学の様な大きな教室は見受けられず、ほとんどが高校の教室くらいの広さです。学校の施設は全体的に狭く、特に図書館は龍谷大学の図書館の1フロアの半分ほど大きさで、カフェテリアは10テーブルほどしかないです。校内にテーブルと椅子が少ないのでほとんどの生徒が地べたに座ってご飯を食べたり、廊下で昼寝をしたりしています。大学の周りにはレストランやコンビニが並んでいますが、ほとんどの生徒が大学横にたくさん並んでいる屋台でご飯を買って食べています。ベトナム料理がほとんどでご飯、麺、パンなど種類が豊富ですし、値段もだいたい100円ほどでとても安くておいしいです。屋台で買い物をするのは最初勇気がいりますし、英語が通じない時がほとんどですがとてもいい勉強になります。買い物ができる程度のベトナム語はマスターする方がいいかと思います。

 

1人で生活するには十分な大きさです

②アパートや暮らしについて

HUFLITには寮がなく、私は大学側から紹介されたアパートで一人暮らしをしています。大学には歩いて10分で行けるところにあります。人生で初めての一人暮らしがベトナムということで不安もたくさんありましたが、大家さんがとても親身になって生活をサポートしてくれますし、セキュリティも十分なので安心して生活できています。部屋にはベッド、タンス、机、冷蔵庫、クーラーの必要最低限の家具や家電は揃っていますが、ケトルとIHは自分で追加購入しました。キッチンは部屋にありませんが、大家さんに頼んで大家さんの部屋のキッチンを使わせてもらうことも可能です。フロアに洗濯機がないので私はいつも手洗いですが、大家さんに頼むと1キロ50円で洗濯と乾燥をしてくれます。シャワーとトイレは各部屋についていて、他の住人のことも気にせず自由に使えます。広めのベランダもついているので空気の入れ替えや外を眺めたい時はいつも出ています。家賃はだいたい1ヶ月3万円弱で、光熱費が2000円ほどでとても快適な生活が送れています。また、アパートから歩いて5分のところにVan Hanh Mallという新しくて大きなショッピングモールがあるので、ほとんどの買い物がそこでできます。大きめのスーパーや、ファッション雑貨店、レストランもたくさん入っていてとても便利です。ベトナムの物価はとにかく安く、特に果物や野菜が安いので、自炊ができるようになると経済的に優しい生活ができると思います。