龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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ハノイ大学マンスリーレポート

ハノイ大学

2017年6月号 文学部 S.A

レポート作成文学部 S.A

この留学を振り返って

ハノイ大学での一年間の留学生活はあっという間だった。当時ハノイ着いた頃はこんなところに一年間もいるのかと幻滅した時もあったが、実際の現地の学生たちと一緒に勉強し、様々な人に出会って次第に留学生活が楽しいものになった。海外で全く違う環境、違う文化の中で勉強するというあまりに新鮮な経験。日本では決して見ることのできないベトナム人の生の人間性。海外で働くという新たな人生の選択肢。急激な経済成長、建設ラッシュ、公害に外交問題など、揺れるベトナムに君臨する共産党の支配力。すべてが面白く、興味深く思えた。勉強面を思い返せば、英語力はより伸ばせたと思うし、ベトナム語に関しては結局日常会話レベルの状態なので未練が残る面もあるが、日本という国が今後も長く付き合っていくであろう東南アジアの一国の空気を、肌で感じることができたというのは、私の人生にとって決してマイナスなものではないはずだ。私に関わったすべての人に感謝の気持ちを表すとともに、この自らの経験に少なからず自信を持って今後の人生設計を検討していきたい。

帰国後どう留学経験を生かすか

ハノイ大学に一年間留学するという経験の中で得た、海外で働く、特にベトナムで働くという選択肢は、私の人生の幅を大きくしてくれたように思う。今後はこの経験を活かし、英語、ベトナム語の継続的な学習、引き続き東洋史、ベトナム文化の研究、さらに、ベトナムへの海外インターンなどを通じて、ベトナムとの距離をより縮め、ベトナム企業と積極的にかかわり、いずれはベトナムと日本の懸け橋となれるような存在になりたいと考えている。今現在、日本と中国の関係は、修復と悪化の繰り返しのような状況にあり、そんななかで、日本と東南アジア諸国との関係はますます重要なものになってくるだろう。経済発展著しい国々の中にあって、一際、可能性のある国、ベトナム社会主義共和国。私もその歴史のチリのひとかけらに混ぜていいただければと、愚考している次第である。

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