Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ハノイ大学
2016年12月号 国際文化学部 R.M

1,  治安、危険を感じたこと

私はつい先日、日本から持ってきていたiPhone6sを紛失しました。おそらくレストランでテーブルに置いたまま忘れてしまい、電話をかけて確認しても、無いと言われました。タクシーにも電話したのですが、見つかりませんでした。ここでの紛失物はまず携帯や財布は帰ってこないと思っていいでしょう。 私は幸いなことに到着してすぐに携帯を一台購入していたので、連絡先や必要最低限の情報はあり、そこまで困りませんでした。
私自身スリや盗難の被害あったことはまだありません。しかし町中にあらゆる危険が潜んでいることは確かです。毎週末、市街地は歩行者天国になり、ナイトマーケットが開催されます。そこで多くの盗難にあう日本人をよく耳にします。私も一度小さな子供にマークされたことがありますが、分かっていたので、こちらから詰めて追い返しました。小さな子供がスリの常習犯であるように感じます。財布をおしりのポケットに入れるのは自殺行為です。とってくださいと言っているのと同じかと思います。必ず前ポケット、もしくは小さめのカバンを携帯することをオススメします。二人乗りバイクによるひったくりが依然として多発しています。後ろからひっそりと近づき、力ずくでカバンを奪いさります。必ずカバンは歩道側の手で持つようにしましょう。この国でトートバックを持つ人を余り見かけませんので、いざという時取られにくいカバンを持つことをオススメします。

2, 治安について

こちらも治安について書かせていただきます。それほど気をつけていただきたいからです。「ベトナム」とインターネットで調べていただければ、バイクが多いことがわかると思います。日本のような電車も無く、国民の通勤通学手段は100%と言っていいほどバイクです。そのため、午前のラッシュ時、午後のラッシュ時は相当な混み具合になります。それも毎日です。そしてせっかちなベトナム人の方たちは待つことを嫌い、歩道も関係なしに走り出します。このとき歩行者である外国人の我々は危険に晒されます。左右からすごいスピードでバイクが追い抜く、もしくは向かってくるので、まったく運動神経がなければすぐに接触してしまいます。おまけに道はデコボコなので足元を見なければ、すぐに捻挫してしまうでしょう。日本と同じ感覚で、歩行者優先と考えているとすぐに事故に遭うでしょう。譲り合いの精神は皆無です。もし事故に遭遇してしまったとしても、ベトナム語を話すことができなければそのまま相手にされないこともあるかもしれません。事故に遭遇しないのが本当に一番ですので、道を渡るや歩道を歩く際でも細心の注意を払うことが必要だと思います。
ベトナムではバスも盛んな交通手段です。しかしスリが多発します。混み具合は尋常ではなく、私は数回乗ったあとで、もう乗るのは嫌だと諦めました。バイクに乗るのが苦手な生徒や友達はバスを使用しています。日本人の友達も数人はバスを使用していると言っていました。