Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

ハノイ大学
2013年11月号 国際文化学部 M.I

治安、危険に感じたこと、トラブルについて

 

交通事情:やはり交通事故は多い印象です。あちこちで、バイク×車、バイク×バイク、バイク×自転車の接触事故は見かけます。かるいものから重いものまで様々です。ベトナムの方でさえ、無免許運転の方は多いようで、車間距離という考え方は浸透していないようです。また、よそ見運転、信号無視、逆走もよくあります。車線もあまり守っていません。「とにかく自分が少しでも前に出る」、これだけです。路肩での露天も多いため、急ブレーキには注意しましょう。また、感心した点は、バイクによっては、ウインカーを出す時に音が出るものがある点、横断歩道が少ないので、道路を横断する時、(車は止まってくれないが)バイクはうまいこと横断者をよけてくれる点です。横断する際は、走ると危険なので歩いて渡りましょう。

 

バス:ベトナムの友人に100%アドバイスされることは、バス内はスリが多いので、注意!ということです。高価なものを持ち歩かない・見せない、常に自分の持ち物に気をはらう、ということを徹底しなければなりません。ポケットもカバンも気をつけましょう。また、バスによる交通事故も大変多いので、注意が必要です。バスを降りる時でさえ、目の前をバイクが通行することがあるので、周囲にも気を配ることを忘れてはなりません。

 

タクシー:これはタクシー運転手によって差がとても激しいです。大手のタクシー会社だからと安心はできません。メーターに細工がしてあり高い値段を請求する人から遠回りする人、また気さくに世間話をしてくれる人、さまざまです。大手のタクシー会社の運転手は制服を着ているので安心感はありますが、小さいタクシー会社の場合、安いです。

 

バスに乗るとよく分かりますが、こちらではお年を召した方、赤ん坊・妊婦の方に対し、とても優しいです。そういった方が乗車されると、こぞってみんな席をゆずります。急ブレーキが多く危ないためでしょうか。自らゆずる前に切符売りの方がゆずるようと促したりしています。

人と人との距離がとても近い国です。バスでも込み合っている時は、ひとつの席に「半分座らせて」と、他人と2人で座ったり、足を置いている部分にも人が座っていたりと普通にします。良くも悪くも、バスに一度乗ってみることをおススメしたいと思います。ベトナムの日常を知ることができます。

金銭トラブル~文化の違いによるトラブル、怖い思いやストレスを感じたこと、多々しましたが、留学して一番に直面するであろう交通事情について、今回は書かせていただきました。参考になれば嬉しいです。