Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

復旦大学
2011年9月号 法学部 Y.K

[オリエンテーションについて]

今年の秋季語言生の入学式は9月4日にありました。27日より入寮できると担当の先生から聞いていたので、29日に午前の便で上海へ向かいました。復旦大学は迎えが無いと聞いていたのですが、出発日を担当の先生に伝えたところ、今年の担当の先生はとても親切な先生で、もし上海に不慣れなら空港まで迎えに行くとの返信が頂けました。なので、事前に到着日等の連絡をしておくと、もしかしたら迎えに来てもらえるかもしれません。29日に復旦大学へ到着後、担当の先生の案内で留学生寮に向かい、すぐに入寮手続を行いました。ちなみに龍谷大学の交換留学生は復旦大学の国際交流学院の日本研究中心というところの所属になるので、日本研究中心の先生が主に面倒をみてくれます。入寮手続き時には、保証金として200元、電気カード代100元が必要になりました。その後、入学手続き時には大学保険料等で700元ほどが必要となりました。私の場合は先生が直前に学費担当のブースで説明しておいてくれたので何事もなく進めたのですが、復旦大学は交換留学生でも学費を払えと言われることがよくあるそうで、実際に他の交換留学生が学費を払えと言われて払ってしまい、大変だったとの話を聞いたので、その点は注意です。入寮手続の時は中国語しか通じませんが、入学手続き時は英語か中国語で説明等を受けます。入学手続きは留学生の数も多いため、流れ作業のように進んでいくので、必要書類さえ持っていれば難なく終わります。入学手続き時にクラス分けテストの日時、体格検診の予約表をもらいました。体格検診は日本で受けた健康診断を提出するだけなのですが、私は日本から健康診断の結果1枚しか持って来ておらず、血液検査の詳細な結果等の診断書を持っていかなかったので、血液検査をされ、体格検診では230元かかりました。書類を全て持ってきていた人は80元で済んでいました。レントゲンは必要ないようでしたが、それ以外の診断結果は全て持っていくことをおすすめします。その他、授業始め1週間の間には居留許可ビザの申請や学生証の写真撮影があります。なお、学生証は写真撮影後、すぐに受け取ることが出来るので、比較的早く食堂等も利用できました。

 

[環境について]

復旦大学は緑も多く、校舎等もとても綺麗です。が、とにかく広いです。留学生寮から授業を受ける光华楼という校舎まで普通に歩いて25分程かかります。なので、留学生でも自転車で移動している人が多いです。自転車は300元ほどで買うことができます。もう一つ、復旦大学の特徴としては留学生が多いです。なので、留学生寮等では英語が飛び交っており、初めのうちは英語を使う機会が多く、英語の勉強も出来る環境にあると思います。そしてまた、日本人がとても多いです。日本人多過ぎ・・と思うほどいます。なので、1人で渡航という点で不安はありますが、同じように1人で来ている日本人も多数いるので、その点では心強いと思います。大学周辺については、道路横断の際には何度か危険を感じましたが、オシャレな店もあったりと大学周辺は比較的綺麗だと思います。また、留学生寮から歩いて30分ほどの距離に五角場という繁華街があり、そこにはウォルマート等の大きなマーケットからサイゼリヤ、ユニクロ、吉野家、H&М、無印など日本でもなじみのある店も多くあるので、とても便利です。五角場は地下鉄10号線の駅でもあるので、上海の中心地へ行くのにも便利です。

 

[寮について]

留学生寮は1人部屋と2人部屋とがあります。1人部屋と2人部屋には大した相違もなく、1人か2人かの違いです。部屋の設備としてはベッド、テレビ、浴室、洗面所、机、ベランダ等があります。南向きと北向きの部屋があり、南向きの部屋は日当たりも良く、洗濯物もすぐ乾きます。また、上の方の階になると部屋から東方明朱塔など外灘の景色も見えます。共同の設備としては洗濯機、ガスコンロ、湯沸かし器、冷蔵庫があります。洗濯は洗濯カードを買って、1回5元で出来ます。冷蔵庫は1学期間150元で借りることもできます。借りる人が多いからか共同の冷蔵庫は空いています。留学生寮は敷地に入るのに守衛所があり、カードを見せなければ中に入れません。また、門限が平日は10時半、土日は12時となっています。寮の1階にはコンビニがあり、朝の7時から夜は11時半まで開いています。寮のすぐ近くには食堂もあり、朝・昼・晩と開いていて、大体8元くらいで食べられます。また、夜になると寮の外の道路に屋台が10件ほど出ます。屋台では大体3・4元くらいで食べることができます。

光华楼日本研究中心留学生寮