Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2017年11月号 国際学部 H.T

カルチャーショックについて

私が韓国に住んで1番カルチャーショックを感じたのは韓国の様々な店でバイトしている人達の勤務態度の緩さです。日本ではほとんどの会社はバイト中に携帯を触ってはいけないし、髪型やアクセサリーなどの身だしなみに厳しい規定があったり、仕事中は常に動いている人がバイトを真面目に頑張っている人だと判断される場合が多いと思います。しかし韓国のバイトの人たちは普通に携帯を触っていたり飲食店では客が食事しているすぐ隣で食事していたりします。初めて見たときはとても驚きましたが考えてみれば店員さんが携帯を触っていたり真横で食事をしていたところでなにも悪いことはしていないし仕事をサボっているわけではないなと思いました。韓国の仕事態度が悪い意味で緩いわけではなく、日本と考え方が少し違うように感じました。

また、もう一つ私がカルチャーショックを感じたのはトイレ文化です。今となってはトイレットペーパーを流せるトイレが増えましたが、まだまだ学校や駅のトイレではトイレットペーパーが流せないところが多々あります。アジア圏ではトイレットペーパーをトイレに流さない国が他にも沢山あると聞きましたが、日本で流せるのが当たり前だという文化の中で育った私からしたら、初めはとても戸惑いましたがすぐに慣れることができたので良かったです。

 

韓国の宅配文化

韓国では宅配文化がとても進んでいるように感じました。代表的なのが出前で、日本でも出前として有名なピザやハンバーガーなどのファーストフードはもちろん、韓国では韓国料理や日本料理、中華料理もありますし鍋料理まで様々な食事を宅配で食べるとこができます。私たちは学生寮に住んでいてキッチンが無いので出前をよく頼みますが、本当に沢山の種類の料理を宅配してもらえるので飽きることなくいろいろな種類の料理を食べることができます。また宅配文化が進んでいるので宅配を頼むのも簡単で、アプリで食べたいものを選び、支払いもカード決済のアプリを使えばアプリ内で簡単に出来るので手間が全くかかりません。食事の宅配だけではなく洋服や日用品なども宅配で頼む人が多いし配達速度もとても早いので、日本に比べて韓国では宅配が身近なサービスであるように感じました。