Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2016年3月号 国際文化学部 D.S

①オリエンテーションについて

韓国へ到着し、すぐインフルエンザにかかったためオリエンテーションに参加できませんでした。その後オリエンテーションの資料が添付されたメールをいただき、今後の生活の流れ、授業の履修などを確認することがで来ました。

海外なので生活も不慣れで病院もどこにあるかわからなかったので大変でした。以後、健康には気をつけたいです。

 

②大学の授業について

3月に新学期が始まり、同時に私の学生生活もスタートしました。まだ語学堂は始まっていなかったので、午後に大学の授業だけを受け1日を終えるという生活でした。

大学の授業には、韓国の文化、社会、イシューなどを中心に勉強する留学生用の授業と東国大学の大学生と一緒に勉強する学部の授業があります。留学生用の授業は比較的に易しくわかりやすいので毎度楽しく学習しています。それでも韓国の社会や文化、歴史などについて新しい発見も多く、大変有意義な時間でもあります。一方で学部の授業はテーマも深く、その内容も大変難しいです。「グローバル韓国史」という学部の授業では、今の韓国という枠組みではなく世界と韓国という枠組みで、韓国の歴史を理解するという内容で学習をしています。もちろん日本との関係についての授業もあり、竹島の問題、慰安婦の問題をとりあげています。日本との歴史の理解の食い違いやそれぞれの国の主張を確認し、その問題について今どのような状況なのかを理解するといった内容です。クラスに日本人はほとんどいないので意見を求められる場合が多く、少し戸惑う時もあります。しかしながらその授業ではどちらの国が正しい、間違っていると主張するものではなく問題の現状を理解することを目的としいるため、非常に学習しやすい環境にあります。同じことでも日本で学ばれる歴史と韓国で学ばれる歴史は異なることを発見し、またその発見は韓国を理解する上で重要な点だと感じました。

このように、日本では学ばないことや今問題となっていることを今までとは違った観点で学習することができ、非常に有意義な時間を過ごしています。