Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2014年8月号 国際文化学部 S.M

試験について

私は語学堂の試験しか受けたことがないので、語学堂の試験について書こうと思います。

試験は大きく分けて二つで、中間試験と期末試験です。中間試験は学期の中盤(5週目)に、期末試験は終盤(10週目)に実施されます。この試験では、書き・読み・聞き取り・会話の4つの分野を全て受けなければなりません。一日にまとめて行われるのではなく、2日に分けて行われます(その組み合わせは恐らく級ごとによって異なります)。

ではひと科目ずつどのような試験内容なのか紹介します。書きは、習った文法を使って文を連結したり、完成させたりするもの、与えられた単語を使って短い文を作るもの、長い文章を起承転結で書くものなどがあります。読みは皆さんが受けて来られた語学試験によく出てくる形のもので、この問題の主題は何でしょうか、この文章はどこに入るでしょうかなどといったものです。聞き取りも同様です。時間は50分ほどでした。会話は一人で受けるものもあれば、(4級になってから)二人でうけるものもありました。一人で受けたものは、4つくらいの場面に分かれている絵を見て、自分がその場で話を作って言うものです。ある試験では擬態語(ふらふら・キラキラ等)を一つ以上使って話さなければいけないものがあって、混乱しました。また一つの主題が与えられて、それに対して賛成か反対か意見を言いながら根拠を言わなければならないものもありました。二人で受ける試験は、一つの場面とそれぞれに役が与えられて2分ほど会話をする試験です。

このような試験を受けるのですが、この結果が成績に含まれるのではなく、中間試験まで・期末試験までにある別の書き・会話の試験も含まれます。その書きの試験は、長い文章を書く試験です。例えば、ある調査結果を見て推測できることを書いたり、昔話の絵が順序通りに並んでいるのですが、それを見て自分で話を作っていくというものがありました。会話の試験は、主に(4級では)個人発表でした。パワーポイントを作って、自分の国の文化を紹介する等がありました。余談ですが、宿題の提出も成績に含まれるので、溜めずに課が終わったらすぐ提出するのが無難でしょう。

試験は難しいものではなく、普段しっかりこなしていれば難なく合格します。しかししっかりこなしているのにも関わらず、これでは合格できそうにないという自信のない部分が出てきます。そのような時は、担任の先生にここが苦手で上手くできないのですが、と相談すれば対策方法を教えてくださいます。例えば、書きが苦手ならば、宿題以外で書いた文を先生が添削してくださいますので、遠慮せず積極的に見てもらうことをお勧めします。

 

自由テーマ(留学中の携帯事情)

留学しようと思っている方の中で、気になることの一つが携帯電話だと思います。韓国は日本よりWi-Fiが繋がる場所が多いと言っても、その場所を離れれば当然すぐ繋がらなくなるので、とても不便です。かと言って、韓国で新しく携帯電話を契約すると高いです。しかし例外があるとすれば、日本で使ってきた携帯電話が古くなってもう買い換えたい、またその中でもSIMカードを抜くことができ、日本に帰ったら日本のキャリアに変えることの携帯電話をお持ちの方だけです。私の記憶では、iPhoneはSIMカードを抜くことができません。

これ以外の新しく買い替える必要がない人は、日本にいるときから使っている携帯電話・外国人登録証を作ってから契約するポケットWi-Fi・電話番号用の携帯電話があれば10か月間の留学期間であれば十分だと思います。まず日本から持ってきた携帯電話は、韓国についた時から機内モードにして、Wi-Fiだけ使用できる状態にしなければなりません。そして外国人登録証ができてから、契約できるWi-Fiですが、私はollehという会社の一ヶ月10GB使用できるのWi-Fiを契約しました(一ヶ月10GBで十分です)。韓国は基本的に契約年数2年です。だから帰国する際には解約しなければなりませんが、それほどかかりません。そして電話番号用の携帯電話は一見要らないように思えますが、銀行口座を作るとき、何かの会員になりたいとき、契約するときなど必要な場面が沢山あります。また韓国は連絡先を交換するとき、ほとんど電話番号で交換するので、持っておくと何かと便利です。この携帯電話はとても安くて、契約するのにもあまりお金がかからず、チャージして使うものが多いので、最初3万ウォンほどチャージしておくだけで、長くて半年使えます。

この組み合わせが一番安く、10か月の留学に最適は最適なのですが、外国人登録証ができるまでの一ヶ月はWi-Fiと携帯電話を契約することができないので、しんどいかとは思います。また機械をたくさん持たなきゃいけないので、面倒くさいという短所はあります。契約するとき、韓国の会社で契約することが不安だと感じる方は、ソウル市内にある新村駅4番出口近くにJKモバイルという日本人対応の携帯会社があるので、そこに行って契約してもいいと思います(インターネットで検索したら出てきます)。そこではWi-Fiも携帯電話も契約できるそうです。