Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2014年10月号 国際文化学部 S.M

現地の学生について

現地の学生について紹介したいと思います。

私が韓国の大学生を見て感じたことは、とても勉強熱心な学生が多いということです。このことを韓国の学生に言うと、そうではないと言っていましたが、日本に比べるとはるかに勉強量が違います。試験は一学期に2回(中間・期末)で、課題も毎週のように出されるそうです。試験期間中でも試験とは別の課題が出ると聞いて、驚きました。日本であれば、試験期間中は試験しかないし、課題と言っても試験に関連したものしかないので、大きな違いを感じました。元々勉強熱心な部分もありますが、試験や課題が多いから勉強せざる負えない状況なため、沢山勉強するのかなとも思いました。また就職・留学するために、英語の塾など学外でも勉強をしている人がたくさんいます。そのせいか、夏休みでも、自習にくる学生が多かったです。

普段は、週末になるとお酒を飲みに夜遅くまで遊んでいる学生が多いです。学校の周りは、安くて美味しい料理が食べられる酒屋さんが多いので、学生が溢れかえっています。平日は然程いないですが、週末になると沢山いて、夜遅くまで飲んでいるようです。

そしてサークルに関してですが、サークルをしている学生が少ないような気がします。やっているとしても、勉強が忙しくて、一年間の間だけやる人が大半です。だから日本ほどサークル文化は盛んではないようです。アルバイトもそのように感じます。やっている学生ももちろんいるのですが、一生懸命それだけをやると言った感じではないような気がします。個人的な考えですが、日本であれば、アルバイトをものすごく一生懸命やる学生が多いと思いますが、韓国は勉強が優先だからバイトは支障が出ない程度という感じではないでしょうか。

日本と比べると、勉強面も娯楽面でも一生懸命やる!といった雰囲気が強いと感じました。

 

自由テーマ;文化体験

語学堂の文化体験で、ソウル近郊にある利川(イチョン)市というところで、お米祭りというお祭りをしていたので、それに行ってきました。利川市は韓国の中でも、お米と陶磁器で有名なところです。学校からバスを借りて行ったのですが、一時間ほどで着きました。お祭りには、日にちを分けて、語学堂にいる学生全員で行き、学校から支給されたトレーナーを着て行きました。

美味しいごはん、お米で作ったお菓子、お米や農作物販売、昔ながらの遊び、公演など様々なブースがあって、思う存分食べられたし、文化体験もできて良かったです。ご飯とお菓子に関してですが、ご飯は韓牛を使った料理を学校から支給された食券を使って無料で食べることができました(他の学生は授業料+文化体験費を出していたと思うのですが、龍谷大交換留学生は文化体験も免除してくださるので無料でした)。お菓子は、お餅・餡饅・お米で作ったアイスクリームなど売っていました。どれも値段が安いのにも関わらず、量も多いし美味しかったので満足でした。

また行った頃(現在)は、紅葉が非常にきれいで、お祭り会場がある前にある湖とマッチしていて、景色まで楽しめました。いつも学校の教室の中で勉強をしたり、文化体験と言っても、ソウル市内の近場に行ったりすることが多かったので、少し遠出して息抜きできてよかったです。今は学期中で遠出できないですが、今学期が終わって帰国前に時間があるので、遠出しようかなと計画中です。

下にある写真は、お米販売所・公演の様子・紅葉の写真です。