Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2014年10月号 経営学部 Y.M

1.現地の学生、友人について

 学生はいつも課題に追われているイメージです。毎時間学生の発表によって進められる講義も多く、前の週にいきなり来週課題提出や発表を行うよう言われることも多いです。韓国はなんでも急ぎたがる(急がせたがる)文化だというのを聞いたことがありますが、こういうところにも韓国らしさが出ているなと感じました。

 また日本に比べて、同じ学科の学生同士のつながりが強いです。同じ学科の人は全員知り合いという感覚のようで、例えば先輩には必ず挨拶をしなければならず、学園祭でも学科ごとに模擬店を出していました。日本でいうゼミのような感じなのかなと思います。学科別のジャンパーを着ている学生も多いです。

 韓国には兵役があるので、大学生の間に兵役に行った人は卒業に少なくとも6年かかります。女子学生は4年で卒業する人も多いようですが、就職のために留学や休学(資格取得やインターンシップのため)、大学院進学をする人も多く、日本に比べて大学生でいる期間が長い人が多いです。

 韓国人学生も授業外ではサークル活動に打ち込んだり、友達とカフェで話したり、買い物に行ったり、ゲームをしたり、飲み会に行ったり日本人学生と同じように過ごしています。留学前から韓国はお酒が好きで上下関係に厳しい国だと聞いていましたが、確かに飲み会も飲む量も日本に比べて多いと思います。また学内での挨拶の仕方や飲み会のマナーを見ていると、特に男子学生同士の先輩後輩関係は厳しそうだなと感じました。

 

2.語学堂の演劇

 語学堂の授業の一環で韓国の昔話を題材に演劇を行いました。私のクラスは全員で14人なのですが、3~4人ずつに分かれて4グループ作りました。授業中に絵本を読んで、それをもとにグループで台本を作り、役を分担して練習しました。授業中には演劇を準備する時間はほとんどとってもらえなかったので、放課後集まって練習するグループもありました。

 当日はまずクラスの中で発表を行いました。もともとの話をアレンジして面白い台本を作ってきたグループや、小道具や音楽を準備するグループもあって実際に演じるのも他のグループの発表を見るのもとても面白かったです。クラスの中で一番上手なグループはクラスの代表として、級全体の集まりで発表することになっていました。代表になった人たちは韓服を着て発表を行いました。韓国の有名な昔話を楽しく知ることができました。