Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2014年9月号 国際文化学部 A.H 

余暇の過ごし方

9月の初めから下旬までほぼ1か月間の長期の語学堂の休みがありました。私は9月から始まった大学の授業もとっているので完全な長期休みではありませんでしたが、友人と遊んだりサークルに行ったり、コンサートに行ったり今まで時間がなくできなかったことをしていました。9月の初旬には秋夕という1週間くらいの大型連休がありました。その一週間は閉まっているお店が多いと聞き、暇になると思っていましたが明洞やホンデ、新村などの繁華街、観光地は空いてるお店が多くてよかったです。中旬ごろには学園祭があり、出し物の準備をしたり、出店の居酒屋で飲んだり、歌手が来てコンサートをしたりしました。日本の学際とはまた違った雰囲気で楽しかったです。それから、家族も韓国に遊びに来てくれたので案内をしたり、お勧めのお店でおいしいものをたくさん食べました。普段の空き時間や週末は特に何もせず友達とご飯に行ったり、土曜日はサークルに行ったり、最近ではドラマやバラエティのロケ地めぐりなどをしています。9月に入ってからは今までよりも毎日が充実していてとても楽しいです。

自由テーマ

9月の初めに南北軍事境界線(38度線)に行ってきました。一般人も共同警備区域(JSA)と呼ばれるところに入ることができます。しかし、個人では行くことができずツアーでしか行くことができなかったので、日本のJSAツアーを扱っているサイトで予約をしてから行きました。日本人はパスポートさえあれば誰でもいけますが、ほかの国は前もって韓国政府に申請をしないといけないそうです。特に韓国人は行くことが難しいらしく私がJSAに行ったといったらとても驚かれました。

JSAはバスでソウルから2時間くらいの京畿道のパジュというところにあります。ツアーではバスの中で日本語ができるガイドさんが日本語で歴史やいろいろな説明をしてくれました。JSAについた後は国連軍のバスに乗り換え、軍人さんと共にまわりました。ここで働いている軍人さんは、ほとんどが兵役制度で来た学生だそうです。そしてバスで移動し、一番有名な板門店に行きました。そこでは一本の線を跨げば向こうは北朝鮮の領域で、向こう側に見える建物も北朝鮮軍の建物だったのですごく怖かったです。そこは北朝鮮側は写真を撮っても大丈夫でしたが、軍事機密のため韓国側の建物は一切撮ってはいけませんでした。帰りのバスでは山を登ったところから向こう岸の北朝鮮が見えました。私は韓国にいても休戦状態だということをあまり感じませんでしたが、JSAに行ってみて本当に朝鮮半島は今だに休戦状態なんだな、とすごく感じることができました。その話をすると友人が、軍隊にいた時、北朝鮮に行ったことがあると言っていたので兵役制度がある韓国人はいつも身近にあるもののように思っているのかな、とも思いました。日本では絶対に経験できない体験だったので、観光地化されつつありますが、行ってよかったと本当に思いました。