Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2012年5月号 社会学部 A.N

  • 日本から持ってきたらよかったと思うもの

私の場合、頻繁に家族が遊びに来るので、その度に日本食や服などを持ってきてくれるため、持ってきたらよかったと思うものはありません。旅行の際に家族が持ってきてくれる日本食や服は、持ってきたらよかったものに入るのかもしれませんが、渡韓する際に持っていく荷物には限界があります。飛行機に乗る際に預ける荷物は重すぎると追加料金を取られるので、私は持っていけないものは家族に持ってきてもらおうと考えていました。それでも30キロで追加料金を6000円払いました。持ってきたらよかったというより、持ってきてよかったと思うものは、就職活動関連の本と日本の薬、アルバムです。私は今4年生で留学に来ており、日本に帰ってからもう1年大学に通うのですが、日本に帰ったらすぐに就活を始めなければいけません。なので、今のうちに勉強しておかなければいけないので、語学堂の勉強が終わり、空いた時間があれば本を読んだり勉強したりしています。日本の薬を持ってきてよかったというのは、韓国にも日本と同じように薬は売っているのですが、風邪薬や頭痛薬などは飲みなれた薬の方がいいと思ったからです。私は今韓国に来て3ヶ月ですが、既に2回風邪を引きました。そのため、薬を飲む機会が多いので持ってきてよかったと思いました。最後に書いたアルバムは、実生活に必要あるものではありませんが、日本が恋しくなる度に日本の友達と撮った写真を見るようしています。アルバムを見ると頑張ろうと思えるので持ってきてよかったものの1つです。生活に必要なものはほとんど現地で手に入るので、特に困ることはありません。

 

 

  • 現地の学生、友人について

韓国の学生はとにかくよく勉強します。日本の学生が全然勉強しないと言っているわけではないですが、韓国に来て韓国の学生の勤勉さには驚きました。試験期間になると図書館の自習室はいつも満員で、開館時間が24時間にもなっています。日本の学生でもよく勉強する人はたくさんいますが、試験の為に学校の設備が24時間体制になるのは、それほど韓国の学生がよく勉強するからだと思いました。

しかしその反面、遊ぶときはよく遊ぶような気がします。下のテーマでも紹介しますが、学校内でお酒を飲んだり宴会をしたりします。お酒文化が強いといわれる韓国はやはりお酒が好きな人が多く、日本人よりもよく飲むように思います。学園祭が終わったら試験期間なのですが、学園祭では思いっきり飲んで遊んで、学園祭が終わると試験勉強にぱっと切り替えられるのがすごいと思いました。

それと、韓国の人たちは親切な人が多いです。日本人よりも人と人の距離が近いと思います。銀行での通帳の開設やこちらでの携帯電話の開設をしてくれ、とても助かりました。また、韓国で行っていないところ、行きたいところはどこかを聞いて、連れて行ってくれたりもします。私が韓国に留学して、特に困ることもなく、楽しい生活を送れているのは周りにいる韓国人の友人のおかげでもあると思います。

 

  • 学園祭(祝祭)について

5月21日から25日に東国大学では学園祭が行われました。私は24日と25日だけしか行っていないので、その2日間について私が参加した範囲で説明したいと思います。まず、龍谷大学とは違い、学園祭期間中も大学の授業があります。龍谷大学の学園祭は朝から夕方にかけて行われますが、東国大学(おそらく韓国のほとんどの大学)では主に夕方から夜中にかけて行われます。24日は、歌手が来る日でした。今年はダビチとリッサンが来ました。その前に夜6時頃から、会場のステージでは予選に勝ち上がった学生たちがダンスを踊ったり歌を歌ったり、本格的なパフォーマンスを見せていました。そして10時頃から歌手が登場したのですが、前の方はとても混雑して危険な状態でした。ライブが始まると歓声と掛け声がすごく、皆で合唱しているようでとても圧倒されましたがとても楽しかったです。終わったのは11時半頃でした。韓国の学園祭はこんなに夜遅くまでやっているのかと驚いたのですが、私が帰る時も大学内の他の場所ではまだ学生たちが集まっていました。25日は学園祭最終日で、私は夜に日本語専攻の学部で出している出店に行ったのですが、そこでは日本風の料理とお酒を売っていました。龍谷大学では大学内でお酒を飲むということは禁止されているし、大学内でお酒を飲むことがとても不思議でした。そして、何時まで店を開けているのか尋ねると夜中の2時までだと言い、また驚きました。私は結局朝までそこにいたのですが、日本とはずいぶん違う学園祭を体験出来てすごくいい思い出になりました。