Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2012年4月号 社会学部 A.N

  • 授業紹介①

私は今、語学堂の授業しか受講していないので語学堂の授業について紹介したいと思います。まず、クラス分けは授業が始まる1週間前にテスト行われ、授業開始日に結果が張り出される形になっています。テストは筆記と面接です。そのテストの結果、私は3級に振り分けられました。クラスは中国人が10人、モンゴル人が2人、台湾人が1人、カザフスタン人が1人、日本人1人といった計15人で授業が行われています。3級から6級は授業時間が午前9時から午後1時までです。1時間ごとに10分の休憩時間があります。授業中は自国の言語を話すことが禁止されており、話すごとに500ウォンを払うというルールがあります。先輩のマンスリーレポートを読んで知ってはいたのですが、本当におもしろいルールだと思いました。私は日本人が周りに1人もいないので日本語を話したことはありませんが、中国人は10人もいるので、つい中国語を話してしまい、毎日のように500ウォンを払っています。その罰金を貯めて最後にみんなでご飯を食べに行くそうです。始めは語学堂がどんな所なのか全然知らなくて不安だったのですが、小学校のような雰囲気で皆楽しく笑いながら授業が進んでいっています。とても楽しいですが、毎日出る宿題が多く大変な面もあります。4月の半ばには中間テストが2日に渡って行われました。ライティング、スピーキング、リーディング、リスニングの4科目に分けて行われます。テストもどういう形式で行われるのか知らなかったので不安ではありましたが、授業をしっかり聞いて復習していれば大丈夫です。

 

  • カルチャーショックについて

私は旅行ではありますが、今まで5回韓国に行ったことがあるので、今回留学に来てカルチャーショックを感じることはありませんでした。ただ、予想と少し違っていたことがあります。それはお酒についてです。私はお酒があまり好きではないので、お酒の文化が強い韓国ではお酒をたくさん飲まされるという話を聞いて、大丈夫だろうかと心配していました。しかし、韓国に来て2ヶ月経った今でもまだお酒を飲んでいません。お酒が好きではないというと、お酒以外のものを頼んでくれ、お酒を飲まされるということはありませんでした。そこが予想と違っていたところです。他に、日本よりも車の運転が荒く、バスに乗るときや道を渡る時には気をつけなければいけないということはありますが、知っていたことなので、カルチャーショックは受けませんでした。もう1つ挙げるとすれば、スーパーやコンビニなど、いろいろな所で袋が有料です。日本は袋が必要ないと言えば少し値下げしてくれる所が多いですが、韓国では袋がないのが普通で、袋が必要だと言うと20ウォンほど追加されます。そこが日本と少し違う点です。

 

  • K-POP Progremについて

学校の授業ではないですが、私は語学堂の他にK-POP Programという授業を受けに行っています。これは明洞で外国人向けに作られたK-POPの歌(歌詞)とダンスが無料で学べるものです。語学堂の授業の際に先生から紹介され、どんなものなのか詳しくはわかりませんでしたが、語学堂以外に授業を取っていないので時間もあるし、無料ということもあり、すぐに申し込みをしました。月曜日と水曜日の4時から5時半まで授業があり、月曜日は教室のようなところで歌詞が書いてある紙をもらい、歌詞の中の単語や文法を教えてもらいながら、一緒に歌ってみるという机に向かってする授業です。水曜日は、ダンススタジオのようなところで月曜日に習った歌のダンスを習います。無料ということで、あまり期待はしていなかったのですが、予想以上に本格的で、とても楽しい授業です。これは3ヶ月程毎週続けてあるのですが、それだけでなくこの間は同じ場所で、化粧方法を学ぶメイクアップの授業も無料で行われました。有名な化粧品会社が来て、化粧品も提供してくださり基礎から学ぶというものでした。化粧方法を学べるだけでなく、最後に化粧品もたくさんもらえるなど、とても楽しく価値のある授業でした。K-POP Programという授業を受け始めてから、今まで以上に充実した生活を送ることが出来ています。