Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2012年4月号 国際文化学部 M.K

 授業紹介について

前期は学部の授業を受けず今は語学堂でだけ勉強しています。だから語学堂の授業について紹介したいと思います。語学堂は1級から始まり6級が一番上級のクラスです。最初に受けたテストによってクラス分けされました。1・2級は13時から17時、3・4・5・6級は9時から13時に授業があります。私は3級なのですが14、5人くらいずつ5クラスあります。授業は主に教科書にそって進められます。語彙、文法、聞き取り、練習問題を解いたりします。特にペアになって文章を考えたり、発表する機会が多いです。この時友達と話すために韓国語を使うのでとても良い会話練習になります。先生は月火水に一人、木金に一人います。先生たちは授業中に面白い話をたくさんしてくれます。だから堅苦しい授業という感じはなく、いつもみんなで楽しく勉強しています。宿題は毎日あります。教科書の内容にそった問題のプリントが3・4枚ずつ、多い時で6枚ほど出されます。基本的に文法を使って例文を考えるもの、あとは練習問題です。単語テストは1課に一度ありますが、書いてある単語の中から選んで文章に当てはめる形式なのでそんなに難しくないです。
4月16・17日に中間考査がありました。書き、会話、聞き取り、読解の4つです。書きは教科書で習った内容が理解できているか、会話はクラスの先生にいくつか問題を出されそれに答えたり絵を見て話を作り説明しました。聞き取りは問題が難しいというより量が多くて疲れました。読解は少し長めの文章を読んで問題を解きます。全体的にこの読解の点数が一番悪かったらしいです。

カルチャーショックについて

韓国に来て衝撃を受けたのは、サラダのドレッシングがフルーツ味なことです。外食したときや学校の食堂でもこのドレッシングに遭遇します。パイナップルやメロン味など、少し慣れてきましたがあの味は衝撃的です。日本にはない味だと思います。だから日本の青じそドレッシングが今すごく恋しいです。韓国の味は辛いか甘いか、すごく極端ではっきりした味が多い気がします。それでバランスを取っているのかなと思います。電車の中でもカルチャーショックを受けました。日本では電車の中では静かにしないといけないというイメージですが、韓国ではおしゃべりしたり電話している人がたくさんいます。それからお金を下さい、と目が見えない人やどこかを怪我した老人が歩いていたり、おじさんが曲を流しながらCDを売っていたりと、日本とは違って賑やかです。それからこれはカルチャーショックではないですが、驚いたことです。60歳以上の人は地下鉄に無料で乗車できることです。授業中に先生が言っているのを聞いて驚きました。だから地下鉄にはお年寄りが多く、遠くに出掛けることも出来ると、でも多いからこそ会社員や学生などほかの人たちが座れない時があるので、メリットもデメリットもあると言っていました。それと地下鉄からバス、バスから地下鉄に乗り換えできることも日本にはないです。日本では電車とバスは別でお金を払うけれど、韓国では同じ交通カードを使うのでそのまま乗り換えることが出来るようです。

インターンシップについて

3月初め頃に学校からインターンシップの案内が届き、4月から始まりました。いくつかあって全部基本的に日本語を教えるものなのですが、事務的な仕事を手伝うインターンシップもあるようです。私がしているインターンシップは子供に日本語の絵本を読んで、簡単な単語を教えるというものです。大人数ではないですが、こんな機会はなかなかないので楽しいです。図書館の職員さんたちもよくしてくださるので助かります。子供たちのお母さんも一緒に見てくださるのでちょっと緊張します。一週間に一度だけなので絵本を持ち帰って日本語の本を韓国語に翻訳したり、必要な単語を探し出して紙に大きく書いたりして準備します。絵本を読む時は日本語で一通り読んでから次に一文ずつ日本語、韓国語で読んで、そのあと単語の勉強をします。絵本には動物の名前だったり、効果音がたくさん出てきます。韓国語に翻訳する時、動詞や形容詞などは分かるけど、そういった授業であまり使わないような単語を新しく知ることができるのでインターンシップの準備中もなかなか楽しいです。6月末まであるので楽しく続けていきたいと思います。いろんな活動に積極的に参加していくべきだなと思いました。