Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2012年3月号 社会学部 A.N

  • オリエンテーションについて

東国大学では、まず交換留学生に向けたオリエンテーションがあります。本来では2月28日の予定でしたが、事情により急遽1日遅い29日に行われることになりました。オリエンテーションは全て英語で行われます。大学の施設の紹介や、語学堂の授業時間や成績のつけ方などの説明、外国人登録証についての説明、韓国での交通事情(バスや地下鉄、タクシーの値段など)の説明など、これから韓国で暮らしていく上で重要なことを説明されました。私は英語が全然出来ないので理解出来るのか不安でしたが、写真なども含めてわかりやすく説明されたので、少しは理解出来たと思います。ただ、英語以外での説明が一切なかったので英語圏以外からの留学生には少し不親切な部分があったように思いました。その説明の後には、交換留学生の自己紹介があります。それも全て英語で行われます。私たちは事前に英語での自己紹介を準備するよう指示されていたので、緊張はしましたが問題なくやり遂げることが出来ました。堅苦しくなく、笑いもあり楽しいオリエンテーションでした。その後はトウミ(現地でのバディーの学生)と一緒に大学の中を回り、大学の学館や図書館、食堂などの様々な施設を説明してもらいました。この日、ほとんどの施設を見て回りましたが、東国大学はとても広く坂も多いので、とても大変でした。

 

  • 環境について

私は東国大学内に新しく出来た寮に住んでいます。2月27日に韓国に到着したのですが、この寮は到着したその日にオープンとなった、とても綺麗な寮です。寮は2人1部屋で、バストイレとエアコン、勉強机、ベッド、クローゼット、冷蔵庫が設備されています(キッチンはありません)。2人で生活する上で十分な広さはあります。また、寮には食堂とコンビニが設置されているのでとても便利です。またジムも設備されています。寮費は月に約45万ウォンでその中には食堂での食事40食分が含まれています。食堂は食券制で、始めに40枚の食券を受け取り、食事をする際に1枚ずつ食券を渡すシステムになっています。食堂にはKOREANとINTERNATIONALの2つがあり、どちらかを選択出来ます。時間は朝、昼、夜の3つに分けられています。寮の入り口には常に警備員がおり、中に入る際も学生証をタッチして鍵を開けるのでセキュリティーは抜群です。1階のロビーにはテレビを見るスペースとパソコンを自由に使えるスペースがあります。洗濯機と乾燥機も設備されていますが、これは有料で1回1000ウォンです。また、場所は東国大学内にあり、エレベーターで上がるだけで大学に行けるので通学はとても楽です。そして、明洞にも15分ほど歩けば行けるほど、便利な場所に位置しています。最寄り駅も徒歩5分ほどなので、地下鉄での移動の際にも便利です。

 

  • トウミについて

私たちは留学すると現地の学生のバディーが付きます。それがトウミです。私の場合は2人に1人のトウミが付きました。まず、韓国に着くと空港でトウミがネームプレートを持って待っていてくれました。そのまま一緒に地下鉄に乗り、私たちが住む寮まで案内してくれました。その後は必要な生活用品を買いに行くのにも着いて来てくれ、その日は一緒にご飯も食べました。そのトウミはとても日本語がうまく、韓国語がわからなくても日本語でいろいろ説明してくれるのでとても助かります。また韓国語もたくさん教えてくれるのでとても勉強になります。オリエンテーションの後に大学を回り、施設を説明してくれただけでなく、大学の履修登録や、寮費を支払う際の銀行での振り込み、通帳の開設、外国人登録証の申し込みや、携帯電話など、私たち外国人だけでは難しいことを全て教えてくれて、手伝ってくれます。私に付いてくれたトウミは親切にいろいろ助けてくれる上に、普段からも一緒にご飯を食べに行ったり、博物館に行ったり、とても仲よくしてくれます。トウミがいなければ、韓国で暮らす上で必要なことが何も出来ていなかっただろうと思うほど重要な存在です。