Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東国大学校
2011年9月号 国際文化学部 T.A

授業紹介

私は中国語の授業を受講しています。ルームメイトが中国人であること、語学堂に中国人の学生が多いこと、昔から中国語を学びたかったためこの授業を聞くことにしました。中国語は単語を覚えることは日本語と似ているため、韓国語よりも簡単ですが発音がとても難しく毎日中国人の友達に発音を聞いてもらっています。しかし何よりも難しいのはやはり「韓国語で授業を聞く」という点です。授業は中国語と韓国語で進められますが、私以外の学生はもちろん韓国人の学生です。授業を聞くときに基本的な韓国語についてはすべて聞きとれますが、やはり発音方法において専門的な単語がでるととても難しく感じる時もあります。また教科書は韓国人向けに作られた教科書を使用しているため、私はどちらかというと先生の話を聞いて理解することよりも教科書を読解することに時間がかかります。そのため予習復習は他の学生の何倍もして授業に行かないと最初のうちは授業について行くだけで精一杯でした。開講して1カ月が過ぎ授業にも少しずつついて行けるようにもなり、今は楽しく授業を聞いています。授業は週に2回2時間ずつあります。先生は中国からこられた先生で授業の半分は中国語で行われています。私はこの授業を履修して中国語を勉強するようになってまだ1カ月しか経ちませんがあいさつや簡単な会話を習い、語学堂の友達とも交流する幅が広がったと思っています。

治安について

私は今ソウルの中でも最も中心に位置する場所に住んでいます。学校の一番近くの校門までは徒歩で10分ほどです。また観光地として有名な建物や明洞にも歩いて行ける距離にあります。そのため日本人を始めとする外国人が多いので、外国人を対象としたお店なども多く、治安も安定している方だと思います。また韓国は防犯カメラの数が日本とは比べられないほど多くあり、そのせいか人通りの多い道を歩いているときには特に危険を感じた事はありません。語学堂の先生によるとソウルを1日歩きまわると600台の防犯カメラに自分が映るそうです。それほど防犯カメラが多いと言う事に驚きました。その話を聞いて一度防犯カメラがどこにあるのか意識をしながら歩いてみた事がありますが、場所によっては5m~10m感覚で防犯カメラがあるところもありました。しかし防犯カメラが設置されていないところもあるのは確かです。そのような道は歩かないように最大限努力をしています。また一人で慣れない道を行くこともしないようにしています。また治安がいい方だと言っても、夜は極力出歩かない、知らない道は一人では行かないなど自分なりにルールーを決めて、トラブルに合わないように努めています。そのように7カ月過ごしてきたので今のところ身の危険を感じたり、トラブルに巻き込まれたことはありません。残りの留学生活も身を引き締めて生活したいです。

 

自由テーマ

今月は日本から留学の説明会に来られた先生方の通訳をしました。韓国の高校生に龍谷大学についての説明を韓国語で行ったり、先生の言葉を通訳したりしました。最初は韓国語で自分の大学について説明することが難しかったですが、学生たちが熱心に聞いてくれていたので自然に話せることができました。また国際文化学部に入学を希望している学生もいて、自分が3年間龍谷大学で学んだことやおもしろかった授業に対して説明しました。話をした後に「絶対に龍谷大学に行きたいです!!」と言われた時はすごくうれしかったです。また、驚いたことは日本の大学に留学したいという高校生の日本語能力の高さです。通訳をしなくても会話ができる学生もたくさんいました。日本語の試験も1級や2級を持っている学生がほとんどで驚きました。そのため学生よりも学生のご両親との会話が多かったように思います。経営や経済について聞かれた時は専門的なことだったので通訳が難しかったですが…自分の韓国語能力を確認することができたのでいい経験になりました。また龍谷大学の先生方の通訳もさせていただきました。大学案内を始め地下鉄やタクシーの乗り方が日本と韓国では少し違うのでそのことについてなど説明をしました。龍谷大学の代表として通訳を行ったり、大学の良さを韓国の学生に伝えられてとても楽しい思い出になりました。