龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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東国大学校マンスリーレポート

東国大学校

2010年10月号 文学部 K.S

レポート作成文学部 S.K

1. 一年を振り返って思うこと

 2月末から東国大学に留学して8カ月が経った今この8ヶ月間を振り返ってみると、語学面においては、もともと読み書きはある程度できたのですが、初めの1カ月は本当に聞き取りや会話が難しかったと思います。簡単な注文さえも緊張して聞きとってもらえないこともたくさんありました。1学期目から大学の韓国語での授業を3つ取っていたのですが、それが大きな成長につながったと思います。100%韓国語での授業のなかで、日本語を全くできない友達がたくさんでき、韓国語のみ話さざるを得ない状況に追い込まれたことで、かなり韓国語が伸びたと思います。今では下手ながらも韓国人学生と一緒に韓国語でのレポート作成や討論、発表などもできるようになりました。

生活面においても1年前と比べるとかなり変わったと思います。異国での生活は私をかなり勇敢にしてくれたと思います。甘えたり頼れる人が少ない異国で「自分から動く」、「自分でする」ことがコミュニケーションにおいても、学業においてもどれだけ重要で大事なことか身をもって知りました。そして寮での外国人留学生たち、そしてルームメイトとの共同生活を通して、コミュニケーション力や忍耐力、相手を思いやる気持ちが強くなったと思います。

そして文化の違いを通して相手を理解し尊重する気持ちを知りました。私が住んでいる外国人専用の寮での、生活スタイルのマナーから価値観まで何もかも認識が違い、驚きの毎日でした。韓国人と日本人との間には歴史観の違いもあり、葛藤や衝突も幾度もありました。それでもお互い違うのだから、違いを認め合ってそのうえで私自身の考えも同じように尊重しようと思いました。「相手を考え思いやり、自分も尊重することの大切さ」、これが韓国での留学生活を通して一番感じたことかもしれません。

2. 帰国後どう留学経験を生かす予定なのか

 卒業論文を「日韓のキャリア教育」をテーマに作成しようと留学前から決めていたのでこの滞在期間に韓国の資料を探していました。幸い、東国大学の授業でお世話になった教授や、龍谷大学の先生から紹介してもらった韓国の方などを通じて、資料をたくさん集めることができたので、日本に帰国してこれらの資料をもとに卒業論文の作成に取り掛かりたいと思います。

 また、在日コリアンである私にとって、自分のルーツである韓国での生活は自身のアイデンティティに大きく影響を与えたと思います。改めて私が在日コリアンであると実感する一年でした。韓国に留学する前は生まれ育った日本で、自分がいったい何者なのか、という疑問をずっと持っていたのですが、韓国側からの視点で「私」を見つめ、明確になったと思います。韓国での留学生活ではアイデンティティの問題だけではなく、私ができること、したいこと、価値を感じることを考えさせる機会がたくさんありました。2012年度に卒業予定の学生はもう就活を始めていると思いますが、留学生活を通して見つめなおしたこの経験を就職活動でもいかしたいと思います。私が留学生活で実感した「自分から動くこと」や、「相手や自分を尊重する」ことなどは留学だけではなく、これからの学生生活や、社会でも必要なことであると思います。これからも今感じていることを決して忘れずに残りの学生生活を邁進したいと思います。

 

3. 自由テーマ「韓国での出会い」

 一年を通してたくさんの出会いがありました。まずは韓国人の大学の友人たちや先生との出会いです。彼らは本当に情が深く、いきなり授業に入ってきた私にとても親切に授業のことや学校生活、韓国の文化などを教えてくれました。短い期間ですが、恩師と呼べる方もできました。毎週と言っていいくらい韓国の観光地を案内してくれたり、おいしい韓国料理を食べさせてくれて良くしてくれました。比較的韓国に早くなじめ、語学も上達したのは彼らのおかげだと思います。

 そして寮に住む外国人学生たちとの出会いです。日本人学生以外のひとは皆英語での会話が中心になってきます。特に初めのころは韓国語を話せる人がほとんどいなかったので英語が話せない私にとっては軽いコミュニケーションすらとれませんでした。しかし、下手な英語でもしっかりと聞いてくれいつでも優しく話しかけてくれる彼らのおかげで少し英語が伸びたと思います。文化の違いで衝突も何度かありましたが、彼らのおかげで大きく成長することができました。言葉はうまく通じなくても本当に分かりあえる友達にも出会えました。

 日本人学生との出会いも私にとってはかけがえのないものです。やはり、異国での生活は言葉や文化の違いもあり、常に緊張している状態でした。その中で日本人学生との交流が心の安定につながったと思います。くじけそうな時に同じ状況で頑張る彼らを見て何度も立ち直らされました。ライバルでもあり、一緒に頑張る日本人学生との出会いも大切であったと思います。

 異国の地ですから人だけでなく何もかも、毎回が新しい出会いです。もちろんそれによってつらいことなども経験しましたが、それ以上に出会いに感謝することの方が多いです。すべて当たり前のことだと思わずに、全ての出来事と出会いに感謝の気持ちを持って残り少ない留学生活を過ごしたいと思います。

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