Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2016年11月号 文学部 A.M

試験について

前回は学部の授業について紹介しました。今回はその学部の試験はどのようなものなのか紹介します。

私は前期に中国語、そして今学期に音楽史の授業を受けていて、それぞれ中間と期末に試験があります。まず前期の授業では基礎的な中国語を一から学びました。試験の内容は単語や簡単な文を韓国語から中国語に訳したり、自己紹介をしたり、選択問題もありました。私は日本で1年間中国語を学んだことがあったので、この試験はあまり難しく感じませんでした。

今学期に受講している音楽史の授業の中間試験は論述形式でした。12月に期末テストを控えていますが、期末テストも同じく論述形式です。中間試験では問題が5題あり、A4用紙1枚ほど論述しました。外国人の私にとって韓国語での記述が難しいことはもちろん、専攻分野外の授業で、音楽の知識が乏しくとても苦労しています。

ここまで学部の授業の紹介をしてきましてが、韓国の大学は試験の他にレポートの提出やグループワークなどがあります。私が今学期受けている授業では試験の他にエッセイの課題とグループ発表がありました。この授業だけではなく、他の授業でもこのような課題がよく出されるようです。試験と同様、韓国語で課題に取り組むことはとても大変ではありますが、やり遂げた時には大きな達成感を得られます。また韓国語の向上にもつながるので、できないながらも一生懸命課題にも取り組んでいます。

 

済州旅行について

11月になり語学堂は休みの期間に入りました。わたしはこの休みを利用して済州旅行に行ってきました。今回は済州島について紹介します。

1泊2日の済州旅行は忘れられない思い出となりましたが、その中でよかったところと不便だったところがあります。まず、済州島はとても有名な観光地で、観光するところが本当にたくさんありました。済州島の北部は比較的市街地で、南部は観光地で施設が充実していました。私は南部の西帰浦という街を観光しました。済州には数えきれないほどの博物館があり、今回はテディベア博物館とガラス博物館を訪れました。そのほかにも済州の特産品であるみかん(한라봉)のお土産を買ったり、有名な黒豚(흑돼지)を食べたり、済州を存分に満喫しました。

一方で不便なこともありました。最も不便に感じたのは交通に関してです。済州島には地下鉄や電車がなく、バスの本数も非常に少ないため、普通は移動手段として車を利用します。レンタカーで観光するのが一番良い方法であるそうですが、免許がない私は仕方なくタクシーで移動しました。1日観光する場合は15,000ウォン程度でタクシーを借りれるので、数人で利用する際にお勧めです。その他に済州は少し物価が高いように感じました。食堂の値段が釜山に比べて少し高く、博物館の入場料も10,000ウォン以上するところが多かったです。やはり観光地であるため全体的に釜山よりも物価が高くなっているようです。

今回の旅行では不便なこともありましたが、済州は観光名所が多く景色がきれいなところばかりです。しかし最近は中国人観光客が多く、日本人観光客はほとんどいないそうです。なので釜山に来る機会があればぜひ済州島にも足を運んでみてほしいと思います。