Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2015年6月号 国際文化学部 E.O

授業紹介

 

私は1学期間、学部の授業に通っていたのでそのことについて書きます。

東亜大学では、基本的に同じ科目が週に2回、75分間行われます。授業間の休み時間は15分あるので、続いて授業がある場合は、その間に移動します。

私が今回取った授業は3つです。

まず、人文科学大学日語日文学科の「韓日関係史」です。この授業はお互いの国の立場から見た、韓国と日本の歴史について学びます。教授はもちろん韓国の方なので少し韓国よりの発言をすることも多いですが、同じ歴史でも韓国から見た歴史は違う点もあり、聞いていてとても勉強になります。ときどき日本ではここの歴史についてどう習ったのか質問されることもあって、その度に違いを確認できて面白いです。

次は、スポーツ科学大学警察警護学科の「警察学概論」です。授業内容としては、韓国の警察組織について法制度や歴史を学びます。内容自体も難しいのに、ほとんどが習ったことのない単語ばかりな上に、教授が全てなまり言葉で話すので、簡単な言葉でも聞き取ることがすごく難しかったです。ですが、25人の少人数の授業で、みんな体育会系の学生ということもあり活発で、この授業で韓国人の友達がたくさんできました。授業中も今どこをやっているのか教えてくれたり、ずっと世話をしてくれて、授業内容的には難しくてすごく大変で、最初は後悔しましたが、この授業を取ってよかったと思います!

そして最後に、夜間授業の「外国人のための韓国語講座」です。大学に正規留学をしている人のための授業で、中には韓国に来て8年目の人もいて、韓国語がペラペラの人もいました。授業では新聞記事を見て読解したり、討論をしたりしました。

このほかに聴講授業として、「実用日本語」という日本語を学ぶ授業を聴講しました。日本語をどのように教えているのか興味があったので聴講したのですが、韓国語と日本語の違いを学べておもしろかったです。

どの授業も日本人が私一人だったので困ったこともありましたが、その度に助けてくれる人がいるので、自分の興味のある授業には挑戦してみるといいと思います!

 

試験について

 

学部授業は4月後半に中間考査、6月中旬に期末考査が行われました。試験は1週間かけて行われ、試験時間は60分です。

どの授業も試験が近付いてくると、教授がどこがでるのか教えてくれます。基本的には、一問一答形式の問題と、題目が先に発表されてそのことについて書く問題がありました。

「韓日関係史」は、授業もテスト問題も韓国語ですが、解答は日本語でよかったので、長文を書くところは日本語で書きました。大事な単語を覚えて歴史事実を確認すればなんとかなると思います。

「警察学概論」は、本当に苦労しました。まず教科書を翻訳するところから始めて、テストに出るといわれたところをひたすら暗記しました。あとは、警察法制定の意義について説明しろ等、長文を書かないといけないところがあり、これが1つ50点の問題だったので、日本語で解答を考えてから韓国語になおして必死で覚えました。

「外国人のための韓国語講座」の試験は、しっかり授業を聞いてちゃんと理解をしていれば解ける問題で、他のテストに比べたら簡単でした。

どの試験もしっかり勉強していけば解けるので、諦めずに頑張ることが大切だと思いました!