Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2014年1月号 文学部 N.S

*試験について

後期に大学授業をとっていたので、今回は大学の試験について紹介します。4回生の私は、単位に余裕があったので学部授業を必須的にとることなく、興味のある授業を選択しました。留学生は学部関係なく選択できるので、これは特典です(帰国後、単位互換できるかどうかは別として)。私は、国際部日本語学科の「日本現代」を受講したのですが、教科書は日本語といえども、授業進行は韓国語でしたので、教科書にメモをひたすら書いていました。教科書内容+@教授が口頭でおっしゃった内容が範囲になり、試験は論述式で、私のような留学生は日本語(母国語)での論述も可能でした。一学期、中間・期末考査があり、試験期間は図書館は夜遅くまで学生でびっしり席が埋まります。韓国人学生は勉強熱心であり、オンとオフの切り替えが上手いです。

 

*新年の釜山

31日年末イベントは、釜山タワーで新年を迎えました。人ごみに埋もれながら、カウントダウン、除夜の鐘、新年の願いを書いた風船を飛ばし、花火も打ち上げられました。日本では31日から新年の2日あたりまでをお正月休みとしますが、韓国ではその期間をあまり重視せず、今月31日から2月2日までの、「旧正月」を重視するので、その間お店は閉まり、日本の正月と同様、里帰りをしたり、家族・親戚で集まります。

滅多に雪が降らない釜山ですが、今年は初雪が7日に降りました。同じ釜山でも東方では雨が降り、寮もある乗鶴キャンパス地域では雪で、短時間にかなりの降雪量でした。雪のせいで大学のシャトルバスは昼から運休になり、普段から雪対策していないことがわかります、それほど、釜山で雪は珍しいようで、雪が降ると釜山人は大喜びするそうです。

そして、12日には夏、海水浴で賑わう海雲台でにて寒中水泳大会が行われました。海外からも多くの参加者が訪れ、寒い、寒いと声をあげながら入水する姿を見ながら、寒さを共感するかのように終始顔をしかめていました。そんな中、参加していたカナダ人にままならない英語で会話をして、コンタクトをとったり、慣れてきた韓国語以外の言語で交流する楽しさを久しぶりに感じました。

本格的に冬を迎える釜山ですが、2月はイベントなく、そのまま3月となり春を迎えることでしょう。帰国日が徐々に近づき、春の釜山を見れないのは非常に残念ですし、寂しい思いです。