Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2014年6月号 社会学部 A.O

授業紹介

韓国語の授業は、初級1.2 中級1.2 高級と、分かれています。初級は午後からの授業で13時から、中級、高級は午前の授業で9時から始まります。授業は50分×4です。初めに受けるレベルテストで、それぞれレベルに合ったクラスに振り分けられます。私は中級1からのスタートでした。授業中はもちろん全て韓国語です。ここは釜山ですが、教えてくれる先生たちは標準語で話してくれます。1学期が10週間で、5週間で教科書1冊を終わらせます。つまり、1学期に教科書2冊分を学びます。なので、進むスピードは速いです。だいたい5週間目で中間テスト、そして最後に期末テストがあります。中級クラスの授業内容は、主に教科書に沿って進めていきますが、週に1回2時間ずつ語彙と쓰기(書き取り)の授業もあります。先生の韓国語の説明がわからないときは、分からないといえば、ゆっくり分かりやすく説明してくれます。しかし、何も言わずに放っておくと分からないままなので、できるだけ授業中にたくさん発言し、分からないところは積極的に聞きに行ったほうが自分のためにもなります。韓国語の授業を受けて、初めて釜山に来たときよりは、韓国語の文法や語彙力、聞き取りの能力などは伸びたと思います。韓国語で話す、ということに関しては、授業を聞いているだけではなかなか伸びないと思います。授業中に先生やクラスの友達と積極的に話すこと、釜山の友達とたくさん遊びに行って韓国語で話すことをしていかないといつまでたっても自分の言いたいことを韓国語でスムーズに言えるようにならない気がします。個人的には、やはり何よりも話すことが一番難しいです。韓国語の授業以外に私は学部の授業もとっていたのでその紹介もしようと思います。交換留学生は自分の学部関係なく、授業が受けれます。私の所属は言語国文学科ですが、今回は国際学部日本語学科の授業を受けていました。韓国では1つの授業が週に2回あるので、1つ受けるだけでもなかなか忙しくなります。授業内容は日本と韓国の歴史です。この授業のおかげで韓国側からの視点などを知ることができたので、とてもためになりました。

 

試験について

語学堂の試験は、1学期に2回中間テストと期末テストがあります。말하기・어휘문법・듣기・읽기・쓰기の5科目を2日間に分けて行われます。問題の形式はほぼ、TOPIKで出題されるものと同じです。말하기のテストは、先生と1対1で10分程度話すものですが、授業で学んだことに関係のあるお題が1つは出てくるので、復習をしておけば、何とかできると思います。ただ、やはり試験なので、普段知っている先生であっても緊張します。中間テストと期末テスト、出席、宿題のトータルで60点未満だと、次のクラスに上がれません。授業に出て、宿題もきっちり提出して、テスト前にしっかり復習してテストに臨めば、落ちることはないと思いますが、交換留学生は出席をかなり重視するので、出席は90%以上じゃないといけません。10週間の授業の中で、5回以上休めば、次のクラスに進級できません。次に学部授業のテストの紹介をします。学部授業も中間テスト期末テストの2回あります。私がとっていた授業の教授は日本語ができたので、日本人交換留学生はテストの時、日本語で解答しても良いと言ってくれたので、テストはそこまで難しくはなかったですが、授業ほもちろん韓国語、配られるプリントも韓国語なので、復習するときは一旦日本語に訳して考えていかなければいけなかったので、そこは苦労しました。写真は、私がとっていた、한일관계사(韓日関係史)の授業プリントです。