Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2013年7月号 国際文化学部 A.H

・日本から持ってきて良かったもの

日本から持ってきて良かったと思うものは日本語で書かれた本や教材などです。日本の小説などは韓国でも大きい本屋に行けば手に入りますが、日本よりも高い値段で売られているので読みたい本や必要な本は持ってくると良いと思います。韓国語学習をする上での参考書や教材は日本語の物があるととても便利です。またガイドブックですが、これはぜひ日本語で書かれているものを持ってくることをお勧めしたいです。こちらで釜山のガイドブックを買ったのですがもちろん韓国語で書かれているので出かけようと思った時にあまり助けになりませんでした。日本語で書かれた旅行本のようなものが一冊あると出かける時も楽しいのではないかと思います。

大学の近くにはダイソーや小さな商店があり、洗濯用品、タオル類、文房具など生活に必要なものはすぐに手に入ります。私の場合、日用品はこちらで揃えるつもりであまり日本から持ってこなかったのですがこちらで揃えれば事足りるので問題ありません。ただ韓国で紙製品は高いので、生理用品やポケットティッシュやノートなどは持ってくるとよいと思いました。

日本から韓国までは距離も近く交通費もわりと安いので休み期間に数日だけ帰る日本の友人も多いです。その時に持ってきたいものや必要なものを日本へ取りに行くという方法もあるようです。

 

 

・学校での行事について

韓国語を勉強する語学堂では学期ごとにイベントが組まれていて夏学期の今期は文化体験として安東という所への一日旅行やうちわ作りなどがありました。

安東は釜山の上の方にある地域で、世界遺産にも登録されている村があります。世界遺産に登録されているのですが実際に人が住む集落です。その集落から少し離れた所に伝統の踊りなどを見られる施設があります。そこで伝統のお面を被った踊りを見て実際に一緒に踊ったり、村を歩いて韓国の昔ながらの民家が立ち並ぶ風景を見たりと良い体験ができました。集落の中には韓国の伝統の遊びが体験できる公園もありシーソーのようなものやブランコのようなものに乗ったりもしました。またチムタクという料理も食べました。チムタクは安東の名物で鶏肉、春雨、野菜を煮込んだような料理なのですがとてもおいしかったです。

うちわ作りは私たちが勉強するキャンパスとは別のキャンパスにある博物館で行いました。韓国でも日本のものと似たうちわが使われていて、配られたうちわにはあらかじめきれいな絵が描かれています。今回はそのうちわに絵の具で色付けをしました。博物館では普段小学生向けにこのうちわ作りを行っているようですが私たちが体験してみても楽しく、みんな集中して色付けをしていました。うちわも丈夫で実際に使えるのでよい記念になりました。うちわ作りの後は博物館の見学もしました。

語学堂で行われるイベントは自分では中々行かない所に行くことができ、様々な体験もできるので毎期楽しみにしています。