Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2013年4月号 国際文化学部 K.I

今月は韓国の環境について。まずは東亜大学内で筆者が主に使用する施設について紹介する。語学堂の授業は人文学部の建物の5階にあり、教室の広さは至って普通。龍谷大学で例えると、ゼミを行う教室と同じくらいである。隣に隣接している学生会館には食堂、売店、サークルの部室がある。筆者はこの2つの建物を頻繁に使う。サークルの部室は部員達のたまり場となっており、時間が空いた時に行くと誰かが必ずいるので面白い。便利な点は、建物の1階ごと程に飲料水の機械が設置されており、水筒やタンブラーがあれば水に関して困ることはない。是非1年間使用できる水筒やタンブラーを持っていくことをお勧めする。次にサービスは全般的に悪く、学内でも学外でもだ。日本の店であれば客を第1優先する様なサービスを韓国では期待しない方が良い。仕事中に携帯を使用しながら働いている姿はよく目にするし、ひどい時は挨拶を言わない店員もいる。次に住居である寮について。部屋の広さは7畳程にシャワーとトイレが一緒の洗面所、クローゼットがある。生活するには問題ない広さであると思う。ベッドの下にもクローゼットがあるため収納には困ってはいない。ただ前に住んでいた住人が掃除を頻繁にしていなかった様で、部屋の至る所が汚い。最後に街並みについて。日本と似ている所はよく目にするが、基本的に大きな道路をはさんで店が両側にある。そして似たような店が多い。

4月の自由テーマについてはサークルで行われた行事について取り挙げる。筆者はバスケサークルに所属している。4月13日に30期生の新入生歓迎会が行われた。体育館の上にステージ付きの催し場があり、新入生は歌やダンスをして、先輩たちは司会をするなど、それぞれが準備を行った。そして卒業した先輩たちを招いて部内の交流を深める行事であった。1期生の先輩達も来てありがたい機会であったと思う。その日はマッコリが130本程用意され尋常でない量の酒を部員たちで飲んだ。やはり体育会系のサークルであると肌で感じた。

次に4月27日に行われたMTと呼ばれる行事について。MTとはMembership trainingの意味である(以下MTとする)。ソンジョンという海の近辺で、釜山にある全ての大学がMTを行う。バスケットボールの練習は行わず、浜辺でゲームや遊びをして、自分たちで食事を用意した。トッポキや韓国式のおでんなどを作り韓国料理を作る機会となり良かった。夕食時には焼酎やビールを呑み、朝まで部員達と話をして楽しい時間を過ごすことができた。部員たちと仲良くなれる絶好の機会なのでサークルへ加入した場合MTへ行くことをお勧めする。泊まった部屋は民泊でかなり汚いが、予算的には安くて良かった。海が近く綺麗な所なのでいい体験が出来た。