Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2012年9月号 国際文化学部 T.S

授業紹介②(受講している科目について)

私は後期に入ってから学部の授業を履修し始めました。履修登録はインターネットで行うのですが、どうやら先着順らしく人気の授業は早くに登録しなしと履修出来ないようです。私はそうとは知らず、比較的遅くに登録してしまったので履修出来ない科目がありました。そして現在私が受講している科目についてですが、幸せな結婚と家族という科目を受講しています。授業では家族の概念や役割、子供の教育などについて学んでいます。この科目は教養科目なので受講生は1回生や2回生が多いです。授業では主にあらかじめ購入を支持された教科書をつかって行われます。また、資料をダウンロードして持ってくるよう指示される場合もあります。日常生活ではあまり耳にしないような単語もたくさんありますし、先生は訛りがありとても早口で授業を進めるのでついて行くのが大変です。だから教科書に出てくる単語で分からないものを事前に調べていくことや内容を大まかに把握していくことが大切です。また、テスト以外にも提出しなければいけない課題があるので大変ですが、授業自体はおもしろいので頑張って勉強していきたいと思います。

治安、危険を感じたこと、トラブル等について

私は幸いなことにこちらで危険な目に遭ったことはありません。ただ、いつも通学で使う地下鉄で通る駅で火災事故が起こり、利用できなくなったことがありました。その火災が起こった日も私は地下鉄でその駅を通って学校に行っていたので、あと数時間遅く地下鉄に乗っていたらと考えるととても怖かったです。その事故について詳しいことは聞いていませんが、ニュースにでるくらいだったので大きなものだったのだと思います。

そして治安についてですが、日本と同じく比較的安全だと言っていいと思います。ただバスも一般車も運転が荒いので危険を感じることはよくあります。実際に事故も多いようなので、今年からシートベルトの着用が義務付けられたというニュースも耳にしました。また車が道路を通る際、日本では通行人は車が全部通り過ぎるまで待つ場合が多いですが、こちらでは車が来ていても無理やり横断しようとする人が多いので見ていてとても危なく感じます。車の運転が荒いのは仕方がないですが、信号を守ることやシートベルトを着用するなど、自分で出来る危機管理は大切だと思います。

自由テーマ

今月の29日と30日、そして10月の1日は祖霊崇拝儀礼であるチュソクという期間で祝日でした。この時期はみんな故郷に帰省し、家族や親せきと一緒に過ごすようです。なので営業していない店も多く、町はいつもに比べると静かな気がしました。
この時期には初日に作って3日間食べる特別な料理があります。私は今回、友達が家で作った料理を分けてくれたので、少しいただくことが出来ました。普段目にすることがあるものから、初めて見るものまでいろいろな種類のものがありました。全体的に油をつかった料理が多い気がしました。日本の天ぷらとほぼ同じようなものや、韓国料理として有名なチヂミやチャプチェ、またゴマやハチミツをつかったお菓子などもありました。初めて食べるものもたくさんありましたがどれもおいしかったです。
チュソクは料理が大変だし、また何かと準備しなければならないものもたくさんあるので特に女性は忙しいと聞きました。しかし、久しぶりに家族や親せきが集まり、みんなでわいわいしながら過ごすチュソクは楽しいと友達は言っていました。