Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2012年3月号 国際文化学部 T.S

・オリエンテーションについて

私は2月25日に釜山に到着し、オリエンテーションは2日後の27日に行われました。オリエンテーションは国別に行われ、日本語の担当者の方が日本語と韓国語の両方を使って語学堂で行われる授業や必要な提出書類、学部授業などについての説明をしてくださいました。韓国語が十分にできなくても分からないことは日本語で質問することもできるのでとても助かりました。そして後日、外国人登録証の申請と銀行口座の開設をしに行きました。どちらも手続きが複雑で自分ひとりでは難しいですが、トウミと呼ばれるバディーが手伝ってくれるのでスムーズに行うことが出来ました。また現在、私は学校の寮で生活しているのですが、寮で生活するには健康診断書の提出が義務づけられているため、病院に行って血液検査などを行いその診断書を提出しました。検査の際も分からないことはトウミが日本語で説明してくれるので安心して検査を受けることが出来ました。トウミは学校生活を初め、生活のあらゆる面でサポートしてくれるので、まだまだこちらの生活に慣れていない私にとってはとても心強い存在です。また学校とは別に寮で行われる説明会もありました。そこでは寮で生活するうえでの規則や注意事項の説明を受けました。説明会は数回行われ、自分の都合のいい時に行くことが出来るのですが、私が行った時は現地の学生とは別に留学生だけ別室で行われました。中国からの留学生が多いせいか、説明は中国語と英語で行われたため十分に理解できないこともありましたが、日本語で書かれた詳しい説明をもらうことが出来たので問題はありませんでした。

・環境について

私がこちらの大学に来て、一番はじめに受けた印象はとにかく急な坂が多いということです。現在私が韓国語の授業を受けているキャンパスは山に建てられているため、話には聞いていましたが坂がとても急です。寮は山の比較的上の方に位置しており、授業を受ける建物に通うにはこの急な坂を上り下りしなければなりません。幸い、キャンパス内にはバスが通っており、寮との行き来ができるのでそこまで不便を感じることはありません。ただし時間帯によって利用者が多いこともあるので、なかなか利用できない時もあります。私は比較的歩くのが好きな方なので天気のいい日や時間にゆとりのある時は歩いて通うことも少なくありません。初めの頃は、上りだけはバスを利用していましたが現在はこの坂にも慣れ、歩いて行くことが多くなりました。日常であまり運動する機会がないので運動がてら歩いて通うのも悪くないと思います。また学校を通っているバスは東亞大学の学生であれば無料で利用することができ、キャンパスから最寄りの駅まで行くこともできるので大変便利です。しかし坂が急で危険であるにも関わらず運転が大変荒いので、初めの頃は乗る度にひやひやしていましたが今はその運転も当たり前になって特に気にならなくなりました。

・自由テーマ

韓国の食事はよく辛いと言いますが本当に辛いです。私はもともと辛いものが得意な方ではないので特にそう感じました。味噌汁ひとつにしても、見た目は日本のものと変わらないのですが、食べてみるとすごく辛いのでとても驚きました。寮の食堂では平日であれば朝と夜に2食、休日は朝と昼と夜の3食を食べることができるのですが、毎回キムチが用意されており、ご飯とともに出されるおかずも辛いものが多いです。ですがおかずは自分でよそうことが出来るので辛いものを少なくするなどして調節しています。平日の昼は寮の食堂が利用できないので学校の食堂で食べたり、学校の近くにある食堂に行きます。学校の食堂は比較的値段が安いですが種類が少なく、味もあまり評判がよくありません。しかし学校の近くにはたくさんの食堂があり、種類も多く味も学校の食堂より口に合うものが多いので昼食は外で食べることが多いです。もちろん辛いものは多いですが、種類が多いので自分の好みに合うものを食べることができると思います。