龍谷大学グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

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東亞大学校マンスリーレポート

東亞大学校

2010年10月号 国際文化学部 H.Y

レポート作成国際文化学部 H.Y

この1年を振り返って

1年間の留学生活も、残り1カ月半になりました。

留学に来る前と今とで、自分の中で最も変わったと言えるのはやはり韓国語の会話能力です。自分ではあまり実感がなくても、留学初期に知り合った韓国人やルームメイト、サークルの先輩後輩らに、最近「韓国語すごく上達したよね」とよく言われるようになりました。また新しく知り合った人と韓国語で話していると、韓国人だと思われる事も多くなりました。その度に、自分でも成長を実感して嬉しくなり、もっと頑張ろうと思えました。そして10月に受けたKLPTでは500点満点中、480点をとることができました。

このように韓国語の会話能力が上がったのも、やはりルームメイトが韓国人だった事や、サークル活動に積極的に参加した事、そして夏休みに通訳ボランティアを経験した事が大きかったのだと思います。韓国語のみで韓国人と長い時間過ごす事は辛くしんどい事も多いですが、その分精神的にも能力的にも早く、確実に成長できました。

しかし、いい意味で自分の韓国語能力に自信がなくなったのも事実です。友人や教授と会話する時、自分が本当に伝えたい事を上手く伝える事ができず詰まってしまう事もまだまだあります。イントネーションを「日本語訛り」だと指摘される事も多いし、擬声語、擬態語などの語彙数も全然足りないという事を実感しました。自分の韓国語の弱点を見つめ直すいい機会になりました。

この1年、とても600字には収めきれない程色んな事を経験し、色んな事を感じ、成長できたと思います。そして何より、ここで出会った多くの友人たちが私の人生においてかけがえのない財産になると思います。残りの期間、最後まで気を抜かず留学での経験をしっかり自分のものにして帰ろうと思います。

帰国後の計画

帰国後、私は龍谷大学を卒業します。その後1年は、韓国への留学経験を生かして韓国語の翻訳・通訳のアルバイトをしながら資金をため、1年後に大学院に進学するつもりです。

私は夏休みのボランティアの経験で、英語の重要さを実感しました。国際的な舞台で仕事をするには、やはり基本的な英会話能力は必須です。また、韓国語―日本語に加えて英語ができると自分の視野だけでなく仕事の幅もぐんと広がると思います。なので、来年1年は留学生活で思い知った自身の韓国語能力の弱点を克服するのと同時に、英語も勉強したいと思っています。

また、私は韓国に来て自分のルーツである韓国と、朝鮮、日本をまた別の角度から見ることができ色々な事を感じました。在日朝鮮人という立場上、日本、朝鮮、韓国の事をすべて客観的に見られるのと同時に、すべての国に親しみを感じている自分を発見しました。また、3カ国間で未だ消えることのないわだかまりや難しい問題が多く残っているのだと言う事も感じました。戦争というのはいつまで経ってもその国民の意識に大きな跡を残すのだという事をここに来て実感しました。なので、私は将来、この3カ国間の関係改善のために少しでも力になれるよう、様々な活動に参加したいと思っています。

プサンの良いところ

私は最初ソウルに行きたかったのですが、今はプサンに来てよかったと思っています。プサンに初め来た時は、方言を聞き取れなくて苦労したり、自分まで訛ってしまうのが嫌でわざと方言を避けていました。でも今は、聞きなれない言葉があれば「これは方言なの?標準語なの?」と聞いて、方言であれば標準語と両方覚えて使い分けられるようにしています。ソウルで韓国語を学ぶよりも、2倍学べるという事です。方言しか話せなくなるのはあまりよくないですが、標準語と区別して使えるようになれば、より奥深く現場の韓国語を学べるのではないかと考えました。方言でしか表現できない感情やニュアンスなどもあるからです。また、将来翻訳や通訳の仕事の際に方言と接する機会も必ずあるはずです。その時、1年間プサンで方言と触れあえた経験が大きな助けになると思っています。

それだけでなく、プサンにはソウルにない海もあり、ソウルに比べてごちゃごちゃしていないし日本人も少ないので、ゆったりと勉強に集中するには最適の場所だと思います。夏はすぐ近くの海で泳げるし、冬もソウルではマイナス10度以下になるのに比べて、プサンは暖かい方なので過ごしやすいです。また、気温だけでなくプサンの人々の心の温かさも私は好きです。言葉は方言なので少しきつく感じても、人情に溢れていてアジュンマたちも親しみやすいです。

プサンでしか学べない事をたくさん学べた1年でした。プサンに来てよかった!!

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