Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

東亞大学校
2010年7-8月号 国際文化学部 K.I

夏期休暇

韓国の夏期休暇は日本の夏期休暇と比べ長いので、ゆっくり休めるし色々な事が出来ると思う。

夏期休暇は学部の講義はないけれど、語学堂の講義は受講する事が出来る。講義は月曜日から金曜日午後2時から6時まで。私は諸事情により、語学堂の韓国語講座を受講しなかった。なるべく受講したほうが良いと思う。

寄宿舎には、夏期休暇中韓国に居たいという方は住めばいいと思うし、日本に帰りたいとか、旅行をして色々な所へ行きたいという方がいれば、寄宿舎の申込みをしなければ住まないこともできる。ただし、寄宿舎は夏休みも1カ月12日間しか外泊することができない規則があるので、長期旅行する際は注意。

私は夏期休暇、約3週間ほど日本へ一時帰国した。

日本では、東亜大学のサークルの先輩が日本へ遊びに来たため、会って一緒に京都の金閣寺、清水寺、大阪のユニバーサルスタジオなど、さまざまなところへ行った。良い思い出ができた。韓国へ戻る時は飛行機を使わず船で戻った。私は船で行く事は初めてだったのだが、飛行機と違い荷物検査などが楽で、船の中では映画観賞やカラオケ大会など行われており、非常に面白かった。大阪から釜山まで船で18時間ほどかかったが、その間充実した時間を過ごせた。

そして無事韓国へ到着し、留学生活が始まった。

韓国へ戻ってきてからは語学堂の講義を受講していなかったため、毎日退屈であった。そのため私は毎日サークル部屋へ通った。サークル部屋には、夏休みでもたまに先輩が1.2人居るので、一緒に会話するだけでも韓国語の勉強になった。

夏期休暇最後の8月20日から30日までの間、寮の修理が行われるため、寮生の皆は寮を出なければならない事になった。そのため、サポートの方たちが部屋を見つける事が出来ない人のために部屋を紹介してくれた。紹介してもらった部屋は、6人部屋で1日15000₩であった。私は紹介していただいた部屋を断って、サークルの部屋に住む事にした。なぜならサークルの部屋は広く、寝ることができるくらいの大きなソファもあり、エアコンもあり、インターネットもでき、シャワー室もあったため。快適に過ごす事が出来た。

8月24日から27日まで、サークルの後輩と2人で済州島に旅行へ行った。済州島までは飛行機で行った。料金は往復10万₩で片道40分くらいで着いた。

到着1日目、4時に到着しマウンテンバイクをレンタルして、目的地の5分の1まで行ったところで日が暮れてきたため、民泊を探しそこで泊まった。

2日目は朝9時に出発し夜の10時に目的地「中文」に到着した。この日お昼は、世界最大級の野外盆栽公園、「考える庭園」という所でバイキングレストランで食事をした。

3日目は「中文」にある如美地植物園、テディベア博物館、天帝淵の滝を見に行った。3日目の6時までにマウンテンバイクをお店まで返さないといけなかったので、時間がなく、3ヶ所しか観光する事が出来なかった。

如美地植物園は、東洋最大規模を誇る人工室内植物園として知られており、広さはなんと約34,000坪で、800種の亜熱帯植物を見ることができる。室内は、花蝶園、水生園、多肉園、熱帯生態系、熱帯果樹園などテーマごとに分けられ、普段目にできない珍しい植物などもたくさん見ることが出来た。

テディベア博物館は、800種類を超えるテディベアが集まっており、テディベア百貨店でテディベアグッズを買ったりすることもできる。とても可愛かったのでオススメ。

天帝淵の滝には、3つの滝があり、第1の滝、第2の滝、第3の滝とそれぞれに見ごたえがあった。そこに渓谷をまたぐ仙臨橋があるのだがその橋がまた美しかった。

4日目はお土産を買って釜山へ戻った。この4日間で約160kmほどをマウンテンバイクで回ったが、精神的にも肉体的にも鍛えられ、良い経験が出来た。観光スポットだけでなく、行く町々の風景も本当に美しいので是非行って見て欲しい。

最後に、夏期休暇中寄宿舎での私のルームメイトがイギリス人であった。私は英語が苦手で、相手も韓国語を話す事が出来なかったので、あまり会話をすることができなかった。留学に行く前に韓国語はもちろん、英語も勉強しておいたほうが良いと思った。