Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2019年4月号 農学部 Y.D

①環境について(大学施設/サービス、住居、街並み等)

大連外国語大学は大連市内ではなく、海辺側の旅順にあります。周辺には海鮮料理店などのお店が並ぶ海鮮街以外特になにもありません。よく言えば穏やか、悪く言えば田舎です。旅順市内の中央広場にはタクシーやバスを利用する必要があります。大連市内へは大学から出るスクールバスの他、公共のバスなどを利用して行くことができます。但し、最寄りの駅までは徒歩30分以上かかります。スクールバスでは、学生たちが最もよく利用する市内の百貨店まで約40分程で行くことができます。大体のものは学内で買うことが出来ますが、時間をかければ外へ買いに行くことが出来ます。大学のある旅順には桜の木が集まる桜園が私の知る限りでは2つあります。費用は30〜20元(500〜350円程度)ですが、学生証を提示すると半額になるので行く際には必ず待っていきましょう。今年の桜は4月中旬ごろに満開になりました。1つの場所に沢山の桜が集まるので見応えがあります。私の行った桜園「龍王糖」では、園内には出店も数多く並び、着物のレンタルやクジャクとの記念撮影など日本では珍しいお店も出店していました。やはり、園内の価格は全て高めとなっています。飲み物などは園出入り口で買うのではなく、少し歩いた先にあるスーパーで買うと比較的安く買えます。

 

②中国の物価について(自由テーマ)

中国は日本に比べて物価は安いです。特に食べ物の価格が安く、大学内でも、1食15元(250円程度)でお腹いっぱい食べることが出来ます。また、日本に比べて量が多く、油っぽいものが多いです。中国料理にはネギや唐辛子、パクチーなどが入っていることが多く、全て自分で入れる事ができるお店も増えていますが、予告なく含まれていることもあるので苦手な方は注文時に一言伝えることをお勧めします。雑貨類の価格については、全体的に100円ショップより高くて、雑貨屋さんよりは安いという印象です。中には100円ショップよりも安い商品もあります。服の物価については、普通のお店でしまむら価格から少し上くらいの印象です。百貨店に並ぶブランドでは1万円を超える服もありますが、大体はしまむら価格です。品質もしまむら品質です。また、中国ではハンカチを持たず、トイレにティッシュがないのでティッシュの携帯が必須です。そのためか、テッシュの価格も安いです。中国では、生活必需品の食事やティッシュの価格が特に安いです。

現在では、ネット通販「淘宝」の利用がより多くなっています。ネットの商品は安価で種類も多いです。しかし、品質が悪い場合などがあるので、自分のニーズに合わせて使い分けている人が多いです。