Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2018年8月号 国際学部 M.T

<試験について>

中級C1のクラスでは中間試験は精读のみ、期末試験は精读・听和说・阅读の全教科ありました。
精读の問題形式は、中間も期末もほとんど同じで、単語・文法問題と決められたお題に沿って書く作文問題で構成されていました。作文のお題は、過去に提出した作文の宿題の中から出されるので、事前に文を覚えておくことができます。問題全体の難易度は、中間よりも期末の方がやや高い気がしましたが、どちらも復習ができていれば問題ないと思います。
听和说は、リスニング・会話問題からなる筆記試験と、口頭試験の2種類あります。口頭試験では、先生との1対1で行われ、5つほどあるテーマの中から自分で1つ選び、約2分間のスピーチをします。スピーチ後には先生からの質疑応答もあります。テーマは授業で習った範囲内で出題されるので、事前に原稿を作って準備することが可能です。ただしテストの際は原稿やノート等は一切見ることができないので、ある程度内容を頭に入れておく必要があります。
阅读の試験は、単語の意味を問われるような問題や長文読解問題などで構成されています。中間試験がない分、期末試験の試験範囲は広いですが、教科書からほとんどそのままの形で出題され、問題の難易度もそれほど高くはなかったです。
これはどの科目の試験にもいえることですが、問題は全て授業で習った範囲から出されるので、毎日授業に出席して真面目に取り組むことが大事だと思います。また、復習ができているかどうかで点数は大分変わってくると思うので、日頃からの復習もとても大切だと感じました。

<映画館について>

この前初めて中国の映画館を利用したので、今回は映画館について紹介します。大学から1番近い映画館は万达百货という大型ショッピングモールの中にある「万达影城IMAX」です。万达百货は、大学のスクールバス約45分ほど乗ったところにある万达广场という場所で降りると、すぐに正面に見えます。映画館はそのショッピングモールの4階にあります。チケットは映画館の窓口から購入することもできますが、事前にWechat(中国版LINEのアプリ)を使って購入することもできます。Wechatを使うと、行きたい映画館を検索してその映画館の上映スケジュールや映画の評価なども見ることができます。さらに、窓口で買うよりも安い値段でチケットを買うことができるので、おすすめです。映画によってチケットの値段も異なるのですが、私がみた映画のチケットはもともと1500円ほどでしたが、Wechatから購入すると半額以下の680円ほどでした。Wechatを使ってチケットを購入した場合は、上映前に自動発行機でチケットを発行します。館内には、ポップコーンやジュース売場もあるので、日本と同じように買って持ち込みすることもできます。館内の様子はほとんど日本と変わらないと感じたのですが、上映中の中国人の様子は日本と少し違うと感じました。日本では上映中は喋ることはもちろん、大声で笑うような人もあまりいないと思いますが、ここでは上映中でも隣の人と喋ったり、面白いシーンでは声に出して笑うような人が多くいました。日本とは違い、音をたてないように周りを気にする必要はあまりないので、とても気楽に見ることができます。

映画館内の様子↓