Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2018年8月号 国際学部 M.K

試験について

私の学んでいた中級Cの試験について紹介していきたいと思います。教科は全部で3教科あります。精読、閲読、听和说の3つです。まず精読は一週間に5コマあり、本文を読みながら新出単語や文法を学ぶ授業です。テストは単語と文法を問う問題がほとんどで、最後に150字程度の自由作文もあります。応用問題はほとんどなく教科書をしっかり勉強していればほぼ満点は取れます。自由作文も本文に沿ったテーマを教えてもらえるため前もって考えておくことができます。次に閲読は週に2コマあり、主に長文読解の勉強をします。このテストはほぼ100%教科書の内容だったため、しっかり教科書を見ていれば100点を取れるテストでした。次に听和说は週3コマあって、聞き取りと会話の勉強をします。テストも聞き取りと会話の二種類あります。聞き取り問題は教科書と同じ内容の音声もありましたが、初めて聞く音声もあったので、普段から中国語をたくさん聞き耳を慣らす必要があると思います。会話の試験もその場でテーマ出されてそれについて即興で考え話さないといけないので、これに関してもやはり普段からたくさん中国語を話すようにしとく必要があると思います。テスト自体はどの教科も教科書をしっかり勉強していれば解ける問題でした。普段から真面目に授業を受けていればどのテストは難しくないです。逆に言えば授業内容がたくさん反映されているため授業をサボったり、ちゃんと受けなかったりするとなかなか点数は取りにくいのではと思います。

 

大連日記

私はここに来る前に、留学中は絶対これはしようと決めた目標があります。それは毎日日記を書くことです。どんな些細なことでもいいから、簡単な内容でもいいから、中国語で毎日日記を書こうと決めて大連にやってきました。留学期間ももう半分が過ぎましたがほぼ毎日欠かさず日記を書き続けました。毎日課題も多く、遊び疲れた日もあったり、体調がすぐれなかったり日記を書くのがめんどくさいと思った日は何度もありました。でも書き続けることによって、いろんなメリットがあると今になって気付く事が出来ました。まず一つ目は中国語で文を作る能力、自分の気持ちを伝える能力が伸びるということです。辞書を使いながら、日々の出来事、感じたことを毎日書く事によって、書きたい事、言いたい事を単語やフレーズだけでなく、ちゃんとした文で書けるように話せるようになっていきました。その結果たくさん出される作文課題もすらすらと書けるようになっていきましたし、他の国の人達にもきちんと自分の気持ちを伝えることが出来るようになっていきました。二つ目は自分と向き合う事が出来るということです。大連はものすごく良い場所で楽しいことばかりでここに来てほんとに良かったなと毎日実感してます。しかし、ここに来た当初は言葉も生活の仕方もなにもかも分からず、寒さや乾燥という環境にも合わず、しんどい時期が続いたり、授業についていけず、毎日毎日勉強ばかりで何のために勉強しているのかと分からなくなったり、自分が何がしたいのかと自分自身が分からなくなった時期もありました。そういった様々な気持ちを全部日記に記す事によって、自分自身の気持ちと真剣に向き合う事ができ、自分は何のために留学に来たのか何がしたいのが、どんな自分が一番好きになれるのかと考える機会を日記は与えてくれました。まだその答えは見つかっていませんが、留学を終えた時一番理想の自分になれるように、日々の出来事、気持ちをこれからも毎日日記に書き続けたいと思います。