Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2018年3月号 国際学部 M.T

オリエンテーションについて

・到着後の手続きと費用
当日は約2時間のフライトで空港に着いてから、事前に依頼していた無料バスで約1時間ほどかけて大連外国語大学に着きました。大学に着いてすぐ寮の事務室へ行き、入寮手続きをしました。ここではまず寮の保証金として500元を払いました。1人部屋を希望している人は、この時に寮費代も支払う必要がありました。私は寮費免除の6人部屋を希望していたので寮費はもちろん払っていませんが、たまにうまく伝わっていないのか寮費を請求されることがあると聞きました。その時は、龍谷大生で、寮費免除の部屋を希望していることをしっかり伝えて下さい。手続きは全て中国語で行われ、近くに日本語が話せる事務員もおらず、私は話の内容を理解できないまま500元を請求されたのでとても困惑しました。しかしお金のやりとりはとても重要です。お金を請求された際は何の支払いなのか、それは自分にあてはまるのかをしっかりと相手に確認し、自分に必要のない支払いをすることがないように気をつけてください。入寮手続きを済ませたら、部屋の鍵とベットのシーツを渡されて自分の寮まで案内されました。寮で生活する上での規則や、これからの予定の説明があるのではないかと期待していましたが、そのような説明は一切なく、何もわからず不安なまま初日が終わりました。翌日は大学内の汉学院で入学手続きをしました。ここで保険料の500元とビザ居留許可費用の400元、計900元を支払いました。後日、クラス分けテスト、入学式、健康診断が行われました。健康診断は大学からバスで1時間ほどの病院で行われ、費用は500元でした。

留学前にしたこと

・口座開設とSIMロック解除
留学前の主な準備として、日本から中国に入金することができる中国銀行で口座を開設しました。中国銀行を選んだ理由としては、日本で口座が作れるという点と、この銀行のキャッシュカードは銀聯カードがついている点です。銀聯カードは、中国で主流な国際ブランドです。日本では、マスターカードやVISAといったブランドが主流ですが、中国ではほとんどのお店がマスターカードやVISAの使用ができません。そのため、中国国内でカード決済するには、銀聯カードをつくることが必須です。中国銀行の銀聯カードなら、日本の口座に入金してもらえれば、中国国内でその額の中で買い物が出来たり、中国銀行対応のATMでお金を引き出すこともできます。カードを作るときの注意点として、春節など中国の祝日期間は日本支店の中国銀行も休業期間になるので、余裕を持って作りに行くことをオススメします。
次に、日本で使っている携帯電話を中国で使用したい場合、SIMロックを解除する必要があります。最新の携帯電話は、購入時からすでにSIMロックが解除されているものがほとんどですが、私の機種は携帯会社で解除してもらう必要があったため、あらかじめ解除した状態で中国に持っていきました。そして、中国についてから携帯会社でSIMカードを買って入れ替えると、携帯本体を買わなくても日本と同じように使用することできます。また、テザリング機能を使えば、パソコンでネットやメールもすることができます。SIMカードは大学内の综合楼という場所に携帯会社があるので、すぐに購入できます。ちなみに私は「中国联通」という会社で購入しました。
左: 综合楼内にある中国联通       右: 汉学院