Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2018年7月号 国際学部 M.T

〈日本から持ってきてよかったもの〉

基本的には日本にあるものは中国でも買うことができるので、心配して生活用品を全て揃えて持ってこなくても大丈夫だと思います。しかし、中には日本では当たり前のように買えるものが中国にはなかったり、同じような商品でも中国と日本では質が全く違ったり、日本商品でも中国で買うと値段が少し高かったりするようなものは、日本から持ってくる方がいいと思います。私が持って来てよかったと思った1つ目は、即席の味噌汁やスープ類です。留学中はほぼ毎日食堂や近くの飲食店での外食でした。食堂内や学校付近には日本料理もあり、比較的日本の味に近い和食を食べることはできるのですが、味噌汁などあっさりしたものはあまりなく、毎日中華料理メインで脂っこい食事をとることが多かったです。そのため、即席でできる日本食をいくつか持っておけば、中華料理に飽きた時や、和食が恋しくなった時にすぐに作って飲むことができるので、役立つのではないかと思います。逆に持って来たら良かったと思ったものは、のど飴です。大連に来た3月はとても気温が低く、乾燥しているためか喉の痛みが続いていました。少しでも痛みを和らげたいと思って学校内にあるスーパーでのど飴を探したのですが、あるのは普通の飴ばかりでした。日本のような甘くておいしいのど飴は大連にはほとんどないらしいので、喉の痛みが出たときように、喉スプレーやのど飴を持参しておいたら少し安心だと思います。

〈留学中の学習方法について〉

次は、前期留学中の大学の授業以外での私の学習方法を紹介したいと思います。
大学の授業を受け始めてから、自分の語学力をもっと向上させたいという思いと、中国語を使う機会をさらに増やしたいという思いから、学校外にある塾に通いました。学校の東門を出てすぐのところにある「优恩语言学校」という名前の塾です。ここでは、多くの留学生が中国語を勉強するために通っています。友達が入塾するというので、最初に話を聞きに行きました。この塾では最初に30分の体験授業を無料で受けることができ、それを受けてから入塾するかどうかを決めることができました。私も無料体験授業を受けてみたのですが、先生方はとても優しく教えてくださったので、楽しく学ぶことができると感じ入塾を決意しました。HSKの各級に応じた対策クラスや、話すのが主である口语のクラスなどが設けられています。私は話すことに少し苦手意識があったため、口语のクラスを受けることにしました。このクラスは週2回の月8回あり、ひと月380元(約6500円)です。1クラス3人から6人の少人数クラスであるので、大学の授業よりも発言しやすく、気になったことや疑問もすぐに聞ける環境がとても良かったと思います。
それ以外にも、なるべく中国人の友達を作って一緒にご飯を食べに行ったり、遊びに行ったりと、自分から中国語を話す機会を多く作るようにしました。そうすることで、徐々にではありますがリスニング力やスピーキング力を向上させることができるのではないかと思います。
塾の授業の様子