Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2017年5月号 国際学部 O.S

・授業紹介

こちらに来てから、授業が始まるまでにテストを受けなくてはなりません。そのテストは、筆記とスピーキングに分かれており、それの成績で、自分にあったレベルのクラスに入れられます。そして、授業が始まります。初めの、1週間ほどは、仮のクラスです。初めに受けた、テストの結果をもとに考えられたクラスで、それが、難しい、簡単すぎるなどの理由でクラスを変更することが出来ます。クラスは、高級、中級、初級、入門があり、その中でも、A,B,Cがあります。例えば一番レベルが高いのが、高級A、その次にレベル高いのが高級Bのような感じです。私は、初級Aがテストで決められたクラスでした。初めは、先生の言っていることが全く分からなかったのですが、クラスを下げるよりこのまま続けている方が、自分の実力になると思い、変更しませんでした。私は、他のクラスを見学に行っていないので、中級Cや初級Bがどれほどのレベルがわかりません。でも、中級Cの友達の話を聞くと、やはり、先生の話すスピードや、授業のスピードが速くかなり大変なようです。初級Aは、基礎、口語、聞力の3つの授業があります。基礎は、3つの授業の中で一番授業数が多いです。基礎は、主に新出単語を勉強します。課本を使って単語の使い方を知ったり、あと自分で例文を作ったりします。口語は、音読の授業です。声に出して課本の内容を読み、発音を鍛えていく授業になっています。本の内容は2、3人の会話になっており、それを、2人1組になってお互いに練習します。たまに、発表をすることもあります。聞力は、リスニングの力を身に着けるための授業です。CDを聞きその内容について、課本の質問をときます。授業は、全て中国人の先生が担っています。なので、説明は全て中国語です。初めは、何を言っているかわからないですが、次第に慣れてきて、ある程度の内容は、理解できるようになります。なので、先生の話を聞くだけでもいい勉強になります。


・大連という町について


大連市は、中華人民共和国遼寧省の南部に位置する地級市です。経済的重要性から省クラスの自主権をもつ副省級市にも指定されている。大連市総人口は約600万人超の町であり、遼寧省では省都の瀋陽市に次ぐ大都市である。大連は、海に面しており、海鮮がとても美味しいです。私たちが行っている大連外国語大学のすぐ出たところには、海鮮街があり、新鮮な海鮮を食べることができます。大連は、歴史的にも日本に関わっていて、私たちがいる旅順口区には、白玉山塔という建物があります。日露戦争に勝った日本が、軍の重鎮だった東郷平八郎と乃木希典の発案で、1909年に戦死者追悼のために建立。日本統治時代の旅順を代表する建築物で、新中国成立後、「白玉山塔」と改名されました。このように大連は、歴史的に日本との関わりもあるのです。大学の近くには、あまり遊ぶ所がありません。なので、学校から片道8元(約150円)で、バスが出ており、それに乗って大連市内に行きます。市内には、遊園地、水族館、動物園、ショッピングセンター、本屋や商店街があるので、何でもすることができます。街並みも、都会の装いで、比較的発展した街です。