Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2017年4月号 国際学部 K.S

 

・環境について

大連外国語大学は遼寧省の大連市郊外にあります。中国の中でも東北地方に位置するので少し寒いです。また、海に近いので風が非常にきついです。4月上旬ごろまでは厚手のコートが必要な日もあります。大学内の環境は優れている面、日本と比べて劣っている面両方があります。
*宿舎
主な留学生の宿舎は北楼と南楼という宿舎です。教学楼から5分ほど歩いたところにあります。北楼は2人部屋で3年前に建てられたので非常にきれいです。南楼は3DKで6人部屋です(キッチンは流し台とIHのようなものが一つ)。
*総合楼と食堂
大学内には総合楼(综合楼)という3階建ての施設があります。ここで食べ物、生活用品などすべて揃えることができます。また、理髪店やケータイショップ、楽器を売っている店など様々な店があります。総合楼の隣には3階建ての食堂があります。総合楼もそうですが、この建物内にも非常に多くの食べ物の店があります。本当に多くの種類の料理があるのでお昼ご飯はとても楽しみです(笑)。また中国の食堂は非常に安いです。200円あればお腹いっぱいになるくらい食べることができます。
*海鮮街

大連外国語大学を出ると、海鮮街という日本の商店街に少し似たような果物屋や八百屋、カラオケ、レストランなどがそろっている街ああります。ここには日本料理店、韓国料理店もあり、日本料理が食べたくなった時、行くことができます。海鮮街の近くにはビリヤードのお店、麻雀のお店もあります。暇なとき、行くことができるので好きな人は行ってみるといいと思います。

・ルームメイトについて
この学期、私は南楼に住んでいます。3DKでユニットバスのような施設が2つ、テレビ、ベランダがあります。ルームメイトはタジキスタン人とカンボジア人が2人、ロシア人と私合わせて5人で生活を送っています。同じ部屋で生活しているのはタジキスタン人です。彼はとても陽気で一緒にご飯を食べたり、買い物に行ったり、一緒に料理をしたりと、彼と一緒に生活を送っていると、とても楽しいです。また、みんなでテレビを見たり、今まで、外国人と共に生活したことがなかったので、生活を始めた当初は少し緊張しましたが、大連外国語大学での生活は新しい発見が多く、新鮮なもので有意義なものとなっています。彼はイスラム教徒なので、豚肉、お酒は口にしません。私自身、彼が初めてのイスラム教徒の友達なので、価値観の違いや生活習慣の違いなど多くのことを発見できることができます。時々、衝突することもありますが(笑)。中国語を学ぶため以外にもこのようなことが留学でしか得ることのできないものであると感じ、日々の生活が本当に楽しいものとなっています。