Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2016年7月号 国際文化学部 T.S

「日本から持ってきてよかったもの」

僕が中国に行くうえで特に気を配ったものは何といっても薬です。日本の薬局でさながら爆買い状態で大量に薬を買いました。内訳としては風邪薬、胃薬、目薬、頭痛薬、その他もろもろ。とにかく備えあれば患いなしということでありとあらゆる薬を持っていきました。おかげで中国ではこれといって薬に困ることはありませんでした。実際こっちの大学に来ている日本人もほとんどがある程度の薬を持ってきていたのでこれは留学の必須と言ってもいいでしょう。

薬以外で言うならば僕はスーツケースに詰められるだけ日本の食べ物などを詰めていきました。例えば定番のインスタント味噌汁、松茸のお吸い物、レトルトのごはん、あとはカロリーメイトなどの保存食やブラックサンダーを箱買いして無理やり詰め込みました。正直今のところお味噌汁やお吸い物の出番は少ないですがいつでも日本の味を思い出すことができる安心感はかなり大きいので持っていくことをお勧めします。

あとはパソコンです。パソコンがないとマンスリーレポートが書けません。他にも大学のレポートもあるのでやはりパソコンは必要かと思われます。

息抜きのためのなにかも必要です。僕の場合は日本の小説を10冊ほど持っていきました。勉強ばっかりでもなかなかしんどいですからね。僕は息抜きしすぎて持って行った小説を半年でほとんど読み終わってしまいましたが、、みなさんも自分に合ったなにかを持っていってはいかがでしょうか。

 

「留学までの流れ」

前回の号では留学が決まる前のことについて書きましたが今回は実際に留学が決まってからのことについて書こうと思います。

中国へ留学する人は特に留学が決まってから出発までの期間がとても短いです。しかしその期間、約二か月ほどの間にやるべきことはたくさんあります。出発ギリギリになって焦らないためにも早めの行動が重要です。

細かいことを言うときりがないので大まかにピックアップして説明します。まずはビザです。これがとれないとほんとにえらいことなので早めに取りましょう。交換留学先の大学から入学許可証が届いたらすぐに段取りを考えましょう。中国の場合、大阪の阿波座にある中国総領事館でビザの申請が可能です。ただし、受付時間等も決まっているのでしっかりと下調べしていきましょう。しかも、時期的に中国の国慶節と被る可能性がありその期間は総領事館が休みになるので特に注意が必要になります。ちなみに申請から受け取りまで一週間ほどかかるのでそれも考慮しましょう。

次に大変なのが健康診断です。中国の場合、検査項目が少し多く特殊な項目もあるため適切な健康診断が受けられる病院も少なからず限られてきます。僕の場合は京都府立医大付属病院で受けましたが検査項目が多いため二日間に分けての検診となりました。ですのでこれもあらかじめ調べておく必要があります。

今述べたのは大きな二つだけですが他にも必要であればパスポートの更新や保険の申し込みなどまだまだやるべきことはあります。何度も言いますがどんな事態にも対応できるように早め早めの行動を心がけることをお勧めします。