Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2016年6月号 経済学部 S.K

治安、危険を感じたこと、トラブルについて

中国に来てから早くも四か月が経ちますが、これまで治安の悪さ・危険を感じたことは、ほとんどありません。それでも、日本ほど治安が良いわけではないので、生活していく上で最低限の注意は必要になってきます。そこで今回は皆さんに中国(大連)で生活するにあたって、最低限注意しなければいけないことを紹介したいと思います。逆に以下で紹介することさえ守れば、トラブルに巻き込まれることもなく、快適に生活できると思います(感じ方には個人差あり)。

交通事情

中国では日本とは違い、歩行者優先ではなく車優先社会です。皆が皆信号を守るとも言えないため、道路を渡る際などは注意が必要です(指示器を出さないまま曲がってくる車も多々あり)。また、タクシーを利用する際も注意が必要になってきます。日本よりもかなり安く(初乗り10元)便利なのですが、乗る前に運転手に料金の確認をすることをお勧めします。でなければ、メーターをごまかされたり、トラブルになりかねません。

食生活

食生活も基本的には問題なく、快適に過ごせます。しかし外で買ってきた野菜や果物を食べる場合は必ず入念に洗ってから食べる必要があります(農薬がついているため)。実際に市場で洗っていないサクランボの試食をした友人は翌日下痢になってました。ただそれさえ気を付ければ問題ないと思います。私自身、果物は日本に比べかなり安いので、ほぼ毎日食べています。

 

日本と中国の大学生の違い

こちらに来てから気づいたことなのですが、中国の学生はかなり勉強します。感じ方には個人差があると思いますが、日本の大学生はテスト前以外あまり勉強せず、サークル・アルバイトにいそしんでいる人が多いように感じます。それに対して中国の大学生はほんとによく勉強します。その代わりほとんどの学生はバイトをしていません。ある中国人の友達に聞いたところ、朝起きて教科書の音読をしてから、授業を受け、放課後は夜まで図書館や自習室やカフェなどで勉強、と一日中勉強(もちろん人によると思いますが)しているらしいです。逆に彼女らから、なぜ日本の学生はあまり勉強しないのかと聞かれ答えることが出来ませんでいた。私自身このことがきっかけとなり、今では以前に比べてかなり勉強するようになりました。このように自分の価値観を変えてくれるのも留学の一つのメリットだと思います。これを見ている皆さんの中に、少しでも留学に興味がある方がいればぜひ留学することをお勧めします。