Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2016年3月号 国際文化学部 Y.T

オリエンテーションについて

大連外国語大学では入学手続きが2月29日から3月2日にあり、時間は朝9時から午後3時まででした。私は、29日の夕方に到着したので、その日は寮の手続きだけで終わりました。寮の手続きでは保証金として500元支払いました。そして、3月1日に学校に行き入学手続きを行いました。学校には本科生や日本人の留学生の方達がいて中国語があまり話せない私たちに代わって通訳をしてくれました。入学手続きには保険費として932元かかりました。3月3日にクラス分けテストがあり、その翌日にクラスの発表と教科書が配布されました。土日を挟み、7日の月曜日から授業が開始しました。最初の3日間は自分が受けたいクラスに見学に行くことができるので、私も振り分けられたクラスの上のクラスや下のクラスを視聴しに行きました。11日の金曜日には授業が終わってから始業式があり、その後ビザの手続きの説明が行われました。説明も英語、ロシア語、韓国語、日本語と丁寧に行ってくれたのでよく理解することが出来ました。そして、ビザの手続きは学校側が行ってくれるので写真を撮るだけで終わりました。私たちは入学手続き時に健康診断書を提出しましたが、診断結果項目が足りなかったので15日に市内の病院まで学校のバスで血液検査を受けに行きました。最初はわからないことばかりですが、学校側が支持してくれるので、さまざまな手続きがあったにも関わらずスムーズにできたと思います。

 

中国に来て困ったこと

私は中国に来る前に学校側からもらった紙に中国についてから銀行で日本円から中国元に変えられると書いていたのであまり中国元をもっていきませんでした。ですが、実際学校からのバスで銀行に行ったのは入学手続きが終わってからでしたので、手持ちのお金では足りませんでした。そんな中こちらに半年前から留学に来ていた日本人の学生が、私も最初お金が足りなくて友達から借りたことがあるので貸してあげるよと、快く貸してくれました。申し訳なかったのですが、貸してもらうしか手段がなかったので貸してもらうことにしました。そして、後日学校側からのバスで銀行に行きましたが、パスポートと中国の電話番号がないと口座が作れないことが分かりました。その時、パスポートは持っていたのですが中国の携帯電話は持っていなかったので、作ることができませんでした。なので、その日は結局何もできずに帰ることになりました。後に携帯を買い、知り合いの中国人の方に市内の銀行までついてきてもらい、無事中国の銀行で口座をつくることが出来ました。その中国人の方は日本語学科の学生で日本語ができたので本当に助かりました。私が思ったことは、学校側から銀行に行きたい学生がいるためバスを出してくれるのは大変有り難かったのですが、その時に何がいるかなどはちゃんと教えてくれなかったので、そのような所が中国人らしいなと思ってしまいました。他の連絡事項なども曖昧な所があるので、多くの人からの情報収集が必要だなと思いました。そして、手続き時にかかったお金は上記に記しましたが、他にも携帯を買うなど様々なことにお金を使うことになると思うので、ある程度日本から用意しておけばよかったと思いました。