Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2016年8月号 経済学部 S.K

・試験について

 

学校の定期試験について

大連外国語大学では中間試験と期末試験の二回の定期試験があります。科目によっては中間試験が無い科目もありますが、期末試験はどの科目も必ずあります。試験は筆記試験だけではなく、リスニングや口頭試問、事前に準備したものを暗記して発表するテストなどあります。どの試験もそれほど難しい問題ではなく、基本的に授業の内容にそくした問題なので、日ごろから勉強しておけば問題ないと思います。

また成績は、期末試験90% 平常点10%で計算されます。中間試験があれば期末試験70% 中間試験20%、平常点10%で計算されます。ここでいう平常点はほぼ出席点です。

ちなみに成績優秀者や皆勤者には各奨学金が与えられるので、それを目標の一つにして勉強するのもおすすめです。

 

語学試験について

HSK等の語学試験は大連外国語大学が試験会場になっているため、大学内で受けることが出来ます。ただ中国で受けるから安いというわけではなく、例えば、五級だと550元、六級だと650元取られます。決して安くはありませんが自分の実力を知るためにも是非受けることをお勧めします。

 

・夏の短期補習について

僕は夏休みの間、大学に残り夏の短期補習に参加しました。そこで今回は夏の補習について紹介するので、夏の間も中国に残って勉強したい人は参考にしてください。

基本的な情報ですが、四週間3000元(授業料、課外活動費込) 午前中に授業を受け、午後は様々な課外活動といった流れです。もちろん土日は休みです。

まず押さえておかなければならないのは、この補習はあくまで外から来る学生(大学ごとにまとまって来る学生が多い)にむけられたものであり、夏の間もこちらに残り勉強したい人にむけて行われるものではありません。そのため、学期中ほど授業のレベルは高くないうえ、夏だけの学生と大外の留学生では、やはり温度差があるように感じました。また午後の課外活動も、そのほとんどが留学生なら行ったことがあるような観光地の観光などです。そのため授業だけ受けたい人にとっては割高に感じるかもしれません(課外活動費も料金に含まれているため)。

外の塾や他の大学、家庭教師を探すのも一つの手ですが、探す手間や実際に毎日そこまで通う手間を考えれば、大学内で授業を受けられるのはかなり楽だと思います。

大学で授業を受ける以外にもさまざまな選択肢があるので、その中から自分にあった方法を選んでください。