Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2013年4月号 国際文化学部 K.T

・授業紹介

授業が始まる前にクラス分けのテストが行われました。その結果をもとに初級A・B・C・D、中級A・B・C・D、高級A・B・C・Dのどれかに振り分けられ、

半学期をその中で過ごすことになるのですが、授業が始まって3日の間でしたら、別のレベルに変更することも可能です。私も自分を追い込むために初級Bから中級Dに変更しました。 授業ですが、クラスを変更してよかったと感じる丁度いいレベルです。初めは漢字を見てなんとなく意味を理解することしかできない状態でしたが、耳も慣れてきて語彙力も高くなってきた今では先生が話していることもぼんやりと大まかな意味を聞き取れるようになりました。 主な時間割は日本で言うリスニング・ライティング・長文読解で、初級クラスでは日本の学校で習った文法や単語(例えば自己紹介や時間の事など)が頻繁に出てきましたが、中級クラスになると教科書の雰囲気が少し変わり、それよりもう少し踏み込んだ内容(例えば中国の文化やサッカーの試合の話など)になります。それに伴い文法や単語も難しくなります。高級になるとさらに高度な語学力が必要になるようで、難しい日本語を中国語に翻訳するような授業もありました。

 

 

・学校生活

こちらではお昼までに授業が終わってしまうので自由に使える時間が非常にたくさんあります。日本人の留学生には真面目な人が多く、みんな自室にこもったり図書館に行ったりして勉強しています。 それとは別に毎週の習慣になっていることが二つあります。一つは月曜日のお昼に中国人の友達と一緒にご飯を食べることです。授業で理解できなかったことや先生には教えてもらえないような若者言葉などをこの時に教えてもらっています。彼女たちは日本語がとてもうまいので私も負けないように頑張ろうと、いい刺激を受けています。 もう一つは木曜日の12時半に学校の食堂前で路上ライブをすることです。メンバーは三人で、私以外の二人がギターを弾き、私がそれに合わせて歌を歌っています。大したものではないのですが、それでもこちらの学生たちは日本では考えられないほどたくさん集まってくれます。このおかげでできた友達も多く、貴重な体験にいつも感謝しています。今は日本の曲しかしていませんが、最近は中国の曲もやりたいねと話し合っているところです。