Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2013年2月号 国際文化学部 K.T

・オリエンテーションについて

入学オリエンテーションは2月25~27日で、時間は8時~16時まででした。事前に申請が必要ですが、当日は空港まで迎えにきていただくこともできます。
オリエンテーションには到着した翌日に参加したのですが、日本のようなきちんとしたものではありませんでした。大まかな流れは迎えのバス内で説明を受けるものの、入学手続きについて言及していただく機会はその時を除いて当日の朝しかないので注意が必要です。自分が何をしなければならないのかしっかり把握していないと、一部の手続きが抜けてしまったり、払わなくてもよいお金を払ってしまう可能性があります。またその間のやりとりはほとんどが中国語で行われますので、ある程度中国語ができた方がスムーズだと思いました。
入学オリエンテーションが終了した翌日にはクラスを決定するテストがありますが、授業の様子をみてレベルを変更していただくことも可能でした。ただし変更できる期間が決まっているので注意してください。
また、パスポートですが、ビザの関係でオリエンテーションから一か月ほど手元にありません。なのでパスポート(またはその情報)が必要なものは、あらかじめ済ましておくか、写真のページの情報をひかえておくといいと思います(例えば両替や在留届など)。

・到着後のお金・食事・ネット環境について

到着した日のことですが、オリエンテーション以外にも注意するべき点がいくつかありました。
まずお金についてです。迎えのバスを降りた後まず寮に入るのですが、その時に鍵代として1100元を支払わなければいけません。これはあとで返ってくるものだと思いますが、日本円を両替できる施設はタクシーで近くの市内まで行かないとありませんので、空港を出るまでの間に用意しておいてください。また初めのうちはビザや生活用品をそろえるためにお金がたくさん必要です。いつなにがあっても対応出来るよう、あらかじめ半年分程度の人民元を多めに両替しておくことをおすすめします。
次に食事についてです。中国に到着した当日は寮に入る時間が遅くなる可能性があります。食事をする場所自体は学校内にも学校の付近にもありますが、お菓子やパンなど、調理しなくても食べられるような物を少し用意しておくといざという時に安心です。
最後にネット環境についてです。こちらでは10元で40時間使えるWi-FiのIDを買ってそれを使うのですが、到着してしばらくは忙しくて買う時間があまりないように感じました。日本への到着報告や在留届の提出などが遅れる可能性もあることも、念頭に入れておいた方がいいと思います。売っている場所は初日に鍵を貰った所と同じ場所です。通信がすぐに途切れ、繰り返しログインしなおさないといけないので少し不便ですが、使う分には問題ありません。