Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2012年7-8月号 国際文化学部 D.I

・一人暮らし

私は前期試験終了すぐに、一人暮らしの手続きをしました。特に寮に住むことに不満があったわけではないのですが、寮はメリットもありますが、デメリットもたくさんあります。たとえば門限がとても厳しかったり、共同のお風呂にはタイムリミットがあります。また自分が勉強したいときに周りがうるさかったり、ルームメイトと寝る時間が合わなかったりなどがあります。その点一人暮らしは気を遣わなくていいので、勉強がはかどると思います。では私が今住んでいる部屋について紹介したいと思います。場所は大連外国語学院の裏山をさらに上がったところにあり、立地条件は決して良いとはいえませんが、窓から大連市内の景色を見渡せるので眺めはとても良いです。そして家賃は1ヶ月1400元(約18000円)程度で、インターネット代と光熱費は別途に必要になってきます。もちろん家具、お風呂、トイレ、洗濯機、キッチン、電子レンジ、エアコン等はついています。中国の物価からするとこの値段は少し高いと思うかもしれませんが、寮に住むよりもメリットがたくさんありますので、今では快適に毎日を過ごしています。最近では友達を部屋に招待してパーティーをしてとてもたのしかったです。なので是非一人暮らしをしてみてください。

 

・東方中国語教室

この夏休みの間、私はどこにも旅行へ行かなかったので7月上旬から「東方中国語教室」という短期語学学校に通っています。場所は大連駅から西へ800メートルのところの香樹里というビルの10階にあります。夏休みにいかに勉強するかで後期の成績が劇的に変わると教えられたので、この学校で勉強することにしました。この学校は日本人向けなので、生徒のほとんどが日本人です。先生方も日本語が堪能ではありますが、中国語で授業をしてくれます。私は主に2つの科目を受講しています。一つは「口语」です。つまり日常会話で使うような単語を勉強し、主に話すこと中心に授業を進めます。もう一つは「HSK対策」です。HSKとは「汉语水平考试」という中国語能力試験のことで、レベルごとに分かれていて、その人に合ったレベルを勉強できます。いずれもマンツーマンの授業なので、分からないところはすぐに質問できるので自分にあったペースで勉強できます。この授業のおかげで夏休みを有意義に過ごすことができました。

 

 

・大連のお祭り

大連では毎年7月下旬から8月上旬にかけて1週間ほど「大連国際ビール祭り」というものがあります。これは毎年恒例の行事のようで、星海公園という大きな公園で行われます。このお祭りでは世界各国のビールがここに集結し、各ブースで様々なビールを飲むことができます。また各ブースには大きなステージがあり、そこでは中国で有名な歌手やマジシャン等が芸を披露してくれます。このお祭りはとてもにぎやかで、すごく楽しいです。もちろんジュースもあるので、お酒が飲めなくても十分楽しめると思います。大連へ留学来た際は一度このビール祭りへ行ってみて下さい。