Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

大連外国語大学
2015年6月号 政策学部 N.N

【治安、危険を感じたこと等】

大連はとても治安のいいところです。夜道であっても、常識の範囲内の時間帯であれば危険を感じることは全くありません。

反日家の運動に巻き込まれたことも、そのようなことを目撃したことも今のところありません。

大連外国語大学での留学生活のなかで危険を感じることは本当に少ないのですが、あえて挙げるとすれば、交通関連です。

例えば、日本の感覚で車道を渡ろうとすると、間違いなく車に轢かれそうになります。信号の無い横断歩道のみの場所も多いので、そういった場所では自分でタイミングを計って渡る必要があります。しかし、大連の街はほかの中国国内の街とは異なり、欧風のロータリーが数多くあるので、車が途絶えるタイミングが非常に少ないのです。また、中国での常識として解ったことですが、車両は歩行者を優先しません。ぶつかるまで30センチというところまで近づいたとしても、止まってくれることは少ないでしょう。そして信号があったとしても、右折車は止まりません。(中国では右側車線) これらのことから、歩行時に危険を感じることが多くあります。現地に長く住む中国人達はこういったことに慣れているので、車道を渡るときは彼らに続いて渡るようにすると上手くいきます。

 

 

【留学生文化活動1】

大連外国語大学では、漢学院主催の留学生のための活動が沢山あります。

学期が始まってすぐには、新入生のための市内観光や国家別の交換留学生交流会があり、ゴールデンウィーク等の長期休みには、語学実践活動と称して上海や杭州蘇州などへの団体旅行に参加することもできます。授業が始まって少し経つと、運動会や国際文化祭、スピーチコンテスト、さくらんぼ狩りなど多様な活動が挙行されます。

国際文化祭では、それぞれの国ごとに文化紹介の食べ物などを用意し、学生や先生方に振舞います。また、各国の男女一人ずつ伝統衣装を着てステージ上を歩くファッションショーも行われます。

さくらんぼは旅順の特産で、4月から6月にかけてどの果物屋にもさくらんぼが溢れます。旅順にはさくらんぼ農園がたくさんあり、多くのさくらんぼ農園でさくらんぼ狩りが出来るようになっています。留学生は、活動に申し込みさえすれば無料で連れて行ってもらうことが出来ます。

このほかにも、様々なイベントが開催されますが、基本的には全て希望者のみの参加です。全員参加というわけではありません。積極的に様々なイベントに参加すると、その分たくさんの出会いがあり、有意義な留学生活になります。