Center for the Promotion of Global Education

グローバル教育推進センター交換留学マンスリーレポート

チュラロンコン大学
2011年8月号 文学部 A.K

●日本から持ってきたらよかったと思うもの

実際タイには、身のまわりの日本のものは大体売ってあります。タイの商品と比べると少し値段は高いですが、日本で物を買うときと同じくらいです。なので日常生活においてはあまり困ることがないです。ご飯を食べるのであっても、タイ人は日本料理が好きらしく日本料理店がたくさんあります。もしタイに来てタイ料理が合わなくても食事に関しては大丈夫な気がします。ただ毎日日本料理屋さんに行くのは少しつらいと思いますが…。さて、私が一番日本から持ってきた方が良かったと思うものは本です。タイにも紀伊国屋など日本語の本は売っていますが、いざ勉強しようと思った時は少し物足りなように感じます。文学部の図書館にも日本語の本はたくさんありますがおもに日本語学習者のための本です。なので東南アジアの歴史を勉強する時などには文献が少なく感じます。もちろん東南アジアの歴史についてタイ語と英語の本も置いてあります。

●現地の友人について

大学では、学部生の授業に入っているためクラスにはタイ人しかいません。みんな優しいので授業内容を教えてくれます。タイ人の学生は日本語学科でなくても日本語がしゃべれる学生が多いです。文学部だけかもしれませんが…。私は文学部の授業しか受けてませんが、工学部や政治学部・建築学部などいろんな学部生が取る授業を取っているのでいろんな学部の学生と友達になれます。いろんな学部の勉強について聞けたりします。宿題の量がかなり多いためかもしれませんが勉強するために忙しい人が多いです。また私は寮に住んでいるので他国の外国人とも知り合いになれます。カンボジア人・ラオス人・韓国人・フィリピン人・ベトナム人・アメリカ人・オーストリア人・バングラディッシュ人・マレーシア人などです。もちろん日本人もいます。先に寮に住んでいた日本人には分からないことなど助けてもらうことがよくあります。寮ではみんなで遊園地に行ったりパーティーをしたり仲良くしています。寮の友達はほとんどが院生なので英語での論文の書き方や同じ専攻の人には本を借りたり直接教えてもらったり勉強になることの方が多いです。また寮では、international courseの学生が多いのでタイ語がしゃべれる人は少ないです。そのため必ず英語をしゃべらなければいけないので英語の勉強にもなります。

●大学での勉強について

今回は大学での勉強について紹介したいと思います。こちらでの勉強量は、日本の大学に比べるとかなり多いように感じます。チュラは今月が学期末なのですが、宿題の量が全部できるのかというくらい出されます。勉強の面ではかなりつらいと思います。わたしの場合は、4教科取って4教科ともレポート課題が出ました。一番多いので、20ページ以上書かなければならないものもあります。友達に聞いたところによると、文学部は他学部に比べて勉強をしなければならない学部のようです。例えば建築学部には課題というものはあまりないようです(勉強はかなりしないといけないようです)。ただ、やれば力にはなると思います。また先生もタイだから甘いだろうと思っていてはいけません。私も最初は甘いかなと思っていましたが、全然甘くなかったです。かなり厳しいです。しかしちゃんと努力している学生には優しいようです。語学が分からなくてもまずは頑張ってみるしかない感じです。ほとんどの先生は英語もできるのでレポートを英語で書かせてくれたりします。実際中間テストのときは英語で書きました。それでもやっぱりかなり勉強しないといけない状況です。